2015年8月第5週
2015年8月26日
成人では、気管支喘息、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいで、そのほか目立った感染症の報告はありません。
小児では、溶連菌感染症と水痘(みずぼうそう)がわずかに増加しました。
手足口病が少し増加し依然高い値でみられました。ヘルパンギーナは前回より減少し、夏休み前に比べると約半数になっています。これらの夏かぜは、治った後も1~4週間は便の中にウイルスが排泄され、また、感染しても発病せずにウイルスを排泄することも考えられることから、日頃の手洗いが大切です。
花粉症(鼻炎)はわずかに減少していますが、花粉症(結膜炎)は少し増加しています。
流行性の耳鼻科的疾患・眼科的疾患の報告はありません。
お盆休みに体調をくずし、かぜ症状を訴える方が増えているようです。こまめな水分補給と充分な睡眠を心がけてください。