2015年8月第3週
2015年8月12日
小児では、先週にひきつづいて、ヘルパンギーナや手足口病などの夏かぜがみられます。手足口病はいったん減少していましたが再び増加しています。今年の手足口病は、殿部、四肢に紅斑、水疱がたくさん出る方が多いようです。
成人では、気管支喘息、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は減少していますが、全体としては横ばいです。
溶連菌感染症、咽頭結膜熱(プール熱)、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は、多くはありません。
紫外線皮膚炎、虫さされや、汗によるトラブルなどの皮膚疾患が多くみられます。
花粉症(鼻炎、結膜炎)などのアレルギー性疾患は多くありません。
夏休み、お盆休みで出かける機会の多い時期です。適度な休憩と水分・塩分補給をこころがけ、熱中症には十分気をつけましょう。