流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2015年12月第1週

2015年12月2日

小児、成人ともに感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や溶連菌感染症が引き続き見られています。例年この時期の胃腸炎の原因としてはノロウイルスが多いのですが、今年は新しい型のノロウイルスが全国的に出てきており、流行が心配されます。胃腸炎の患者さんの吐いた物や便の扱いには十分注意してください。
小児では伝染性紅斑(リンゴ病)がやや多く、また咳や発熱が続く年長児ではマイコプラズマ肺炎が見られます。

花粉による鼻炎や結膜炎は先週と同程度です。また皮膚の乾燥が強くなり、そのための皮膚トラブルが増えています。保湿剤などによるスキンケアを行ってください。

気温の急激な変化で、体調を崩したりかぜをひく方が増えてきました。忘年会の季節ですが、暴飲暴食を避け睡眠を十分にとり、体調を整えてください。