2015年12月第2週
2015年12月9日
成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息は若干減少しています。溶連菌感染症や異型肺炎がわずかですが報告されています。
小児では感染性胃腸炎がやや増加しましたが、それ以外の疾患は減少しました。 インフルエンザの報告もありません。
皮膚疾患では皮膚の乾燥が強くなり、そう痒を訴えて受診する方が増えています。また、小児のストーブによるやけど、高齢者のアンカや湯たんぽによる低温やけどもみられています。
花粉による鼻炎は横ばいですが、結膜炎は減少しています。流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていません。
師走に入り、人ごみに出かける機会も増え、体調を崩しやすい時期です。体調の管理に十分気をつけましょう。
また、インフルエンザの予防接種をまだ受けていない方は、流行が始まる前に早めに受けておきましょう。