2015年12月第3週
2015年12月16日
成人では気管支喘息は横ばいですが、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は若干増加しています。溶連菌感染症や異型肺炎の報告が多少増加しています。
小児では感染性胃腸炎、咽頭結膜熱、喘息が増加しました。
インフルエンザの報告はありませんでした。
皮膚疾患では伝染性紅斑(りんご病)の報告がありました。
花粉症(鼻炎)はやや減少していますが、花粉症(結膜炎)は、増加しています。
ノロウイルスは下痢症状がなくなった後も、便にしばらくウイルスの排出が続くことがあります。また、発病することなく無症状病原体保有者で終わる場合も少なくありません。いずれにせよ、流行期間中は知らない間に感染源となりますので、流水・石鹸による手洗いを徹底しましょう。