2016年1月第5週
2016年1月27日
成人では、気管支喘息の報告は若干減少で、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。溶連菌感染症・異型肺炎の報告が僅かにありました。インフルエンザの報告が多少増加しています。
小児では、感染性胃腸炎はやや高い水準で持続しており、インフルエンザはわずかに減少しました。全般的に感染症は先週に引き続き増加傾向です。百日咳の報告がありました。
皮膚疾患では、先週に続いて水痘(みずぼうそう)の報告があります。他は特に多い皮膚疾患などありません。
花粉症(鼻炎)は先週に続き横ばい、花粉症(結膜炎)も多くはありません。流行性結膜炎(はやり目)の報告が続いています。
1月18日に松山市内の中学校でインフルエンザによる学級閉鎖の措置が行われました。今後、インフルエンザがさらに増加することが予想されます。
インフルエンザでは突然の高熱・倦怠感・筋肉痛、咳・鼻水の呼吸器症状に加え、なかには腹痛、嘔吐などの消化器症状も現れることがあるので気を付けてください。