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2016年7月第2週

2016年7月6日

成人では、気管支ぜんそくの報告は減少しています。溶連菌感染症の報告がありました。成人でも子供から感染し伝染性紅斑(リンゴ病)で受診される方がいらっしゃいます。
小児では、先週に比べ水痘(みずぼうそう)・溶連菌感染症・異型肺炎は減少傾向にあります。咽頭結膜熱(プール熱)・ヘルパンギーナは横ばいですが、伝染性紅斑(リンゴ病)は増加傾向にあります。百日咳の報告は微増していますが、全国的に百日咳の流行傾向にあるため注意が必要です。

花粉症(鼻炎)はさらに減少しました。花粉症(結膜炎)は、先週と同程度です。
流行性結膜炎(はやり目)は、はやっていません。

この時期はまだ体が暑さに慣れていないため、気温が30度をこえてなくても熱中症になりやすいので、水分や適度の塩分をこまめにとり、体調管理に十分お気を付けください。