2016年7月第3週
2016年7月13日
急に猛暑となり、体調を崩したり熱中症を起こす方が増えてきました。
成人では特に流行している感染症はありません。
小児ではヘルパンギーナが急激に増加しており、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や溶連菌感染症、伝染性紅斑(リンゴ病)、水ぼうそうなどが引き続き見られます。ヘルパンギーナは夏かぜの代表的なもので、のどに水疱ができ高熱が2~3日つづくウイルス性咽頭炎です。自然に治る病気ですが、のどの痛みのため食事や水分が摂りにくくなることもあります。特に水分が充分に摂れない場合は脱水を起こすことがありますので、医療機関を受診してください。
皮膚のトラブルとしては虫刺されや汗疹(あせも)が増えています。
イネ科の花粉症(アレルギー性鼻炎、結膜炎)は引き続き見られますが、多くはありません。

