2016年8月第4週
2016年8月24日
成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。溶連菌感染症や異型肺炎の報告はわずかです。
小児では、引き続き異型肺炎・感染性胃腸炎の報告が多くみられますが、先週に比べ若干減少してきました。水痘(みずぼうそう)・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)・溶連菌感染症・咽頭結膜熱(プール熱)は横ばいで、一時期多かったヘルパンギーナはかなり減っています。
花粉症(鼻炎)は横ばい、花粉症(結膜炎)は減少しています。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
皮膚疾患では特に目立つ皮膚感染症はありませんが、山や海にレジャーに行った後の、虫さされや日焼けなどのトラブルが多くみられます。
暑さはまだ残りますが、そろそろ夏の疲れがでてくるころです。規則正しい生活、バランスのとれた食事、十分な睡眠、適度な運動などで体調管理や健康維持を心がけましょう。

