2016年8月第3週
2016年8月18日
小児、成人ともに異型肺炎がやや増加しています。マイコプラズマなどの病原体が原因で、成人や年長小児で肺炎をひきおこします。主な症状は、発熱や長引くせきです。せきが長く続いてカゼの治りが悪いなと感じられるときは、一度、近くの医療機関を受診してみてください。カゼでなく肺炎であったということもあります。
小児ではヘルパンギーナ、手足口病などの夏カゼは、かなり減少しました。嘔吐や下痢が主症状の感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の小流行が続いています。
皮膚疾患では、虫さされ、日焼け、あせもなどの夏特有の皮膚のトラブルが多いです。
耳鼻科・眼科的疾患では、花粉症による鼻炎や結膜炎がみられます。
暑さが更に厳しくなっていますので、熱中症にはくれぐれもご注意ください。

