流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2020年3月第1週

内科では、インフルエンザA型の報告はさらに減少していますが、B型の報告も少しありました。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。小児科ではインフルエンザA型は減少しB型が増加しています。感染性腸炎と、溶連菌感染症も流行っています。皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。眼科ではアレルギー性結膜炎は増えています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)の報告がありました。耳鼻咽喉科ではインフルエンザA型は少し減少し、かわりにインフルエンザB型が少し増えてきています。アレルギー性鼻炎は先週に比べさらに増加しています。
新型コロナウイルスの基本的な予防方法はインフルエンザと同じです。石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避けてください。十分な睡眠をとり体調管理に努めましょう。

2020年3月4日

2020年2月第5週

内科では、インフルエンザA型の報告は、先週からさらに減少しています。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は少し増加、喘息発作は減少しています。
小児科では、インフルエンザA型にかわりB型が流行り始めています。感染性胃腸炎、溶連菌感染症も流行中です。
皮膚科では、特に流行中の疾患はありません。
耳鼻咽喉科では、アレルギー性鼻炎の報告が先週に比べて増えています。インフルエンザA型の報告は減少しています。B型の報告はわずかですがあります。
眼科では、アレルギー性結膜炎が増えていますが、アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行していません。
冬の流行性の病気が見られています。充分な休息と睡眠をとり、人混みを避け、うがい・手洗いと適切な温度・湿度調整を行い予防に努めましょう。新型コロナウィルスの情報が日々更新されております。一人一人落ち着いた行動をとり、社会全体で速やかに収束できるよう心がけましょう。

2020年2月26日

2020年2月第4週

成人ではインフルエンザA型の報告は少し減少に転じています。喘息発作は横ばいですが、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)も少し減少しています。
小児でもインフルエンザはA型が減少していますが、B型が報告され始めました。感染性胃腸炎や溶連菌感染症も流行っています。
特に流行っている皮膚疾患はありません。
耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週に比べて増加してきています。インフルエンザA型の報告が少し減っています。インフルエンザB型の報告はわずかですが見られます。
眼科ではアレルギー性結膜炎が増えています 。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は減っています。
三寒四温により体調を崩しやすい時期です。引き続き、うがい手洗いマスクなどの感染予防に努めましょう。厚生労働省のホームページに新型コロナウイルス(2019-nCoV)に関する情報がQ&A形式などを用いてわかりやすく解説され、内容も日々更新されています。正しい知識や情報をもとに冷静に対応しましょう。

2020年2月19日

2020年2月第3週

成人、小児ともにインフルエンザが流行しています。主にA型ですが、一部B型も見られます。例年に比べ流行が早かったためか、急激に増加したというよりも、ずっと流行が続いている状態です。また感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)も引き続き多く、小児では溶連菌感染症や流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)も見られます。
スギ花粉の飛散が始まりました。今年の飛散量は少ない予想ですが、花粉症の人は症状がひどくなる前に治療を開始してください。
新型コロナウイルスやインフルエンザの影響で、マスクが手に入りにくくなっています。人に病気をうつさないためにはマスクが大切ですが、予防策としては外出後の手洗いが最も重要です。外出後は石鹸を使用して、手のひらや甲だけでなく、指の間やつめ、手首などを丁寧に洗うようにしましょう。

2020年2月12日

2020年2月第2週

成人では、インフルエンザA型の報告が増加しています。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。
小児でも、インフルエンザA型が増加しています。感染性胃腸炎、溶連菌感染症も流行っています。
皮膚科では、特に流行している皮膚疾患はありません。
アレルギー性鼻炎の報告は先週よりも増加していますが、アレルギー性結膜炎の報告は先週と同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は、流行っていません。
今般の新型コロナウイルス感染症への対応については、発熱やせき・息切れがあり、14日以内に新型コロナウイルス感染症の流行地域から帰国したか、または新型コロナウイルス感染症の患者さんと濃厚な接触があった方は、必ず事前に最寄りの保健所あるいは医療機関に電話で相談し、指示をうけていただきますようお願いいたします。

2020年2月5日

2020年1月第5週

内科では、インフルエンザA型の報告が多く見られます。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。
小児科ではインフルエンザA型が増加しており、感染性腸炎と溶連菌感染症は横ばいで流行しています。
皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。
眼科ではアレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告が先週より減少しています。インフルエンザA型の報告は少し減少しています。インフルエンザB型の報告も見られます。
インフルエンザが増えており、学級閉鎖している学校も出始めています。発熱や倦怠感など、感染が疑われる症状がある時は無理をせず、早めに医療機関を受診しましょう。

2020年1月29日

2020年1月第4週

内科では、インフルエンザA型の報告が先週よりもさらに増加しています。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息は減少していますが、溶連菌感染症が少し報告がされています。
小児科では、インフルエンザA型と感染性胃腸炎が流行中です。
皮膚科では、現在流行中の疾患はありません。
耳鼻咽喉科では、先週に比べアレルギー性鼻炎は少し減りましたが、インフルエンザA型の報告が増加しています。
眼科では、アレルギー性結膜炎が増えています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)の報告が少し増えています。
寒さや、年末年始の連休で人の移動が多く、風邪やインフルエンザなど流行性の病気が増えてきています。外出時のマスク着用や外出後のうがい・手洗い、そして日頃から適切な温度・湿度調整により、予防に努めましょう。

2020年1月22日

2020年1月第3週

成人ではインフルエンザA型の報告が増えています。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は少し増加し、喘息発作は横ばいです。
小児ではインフルエンザA型、感染性胃腸炎、溶連菌感染症が流行っています。
耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告が先週に比べやや増えました。インフルエンザA型の報告も増えています。
眼科ではアレルギー性結膜炎は減っていますがアデノウイルス結膜炎(はやり目)の報告があります。
特に流行っている皮膚疾患はありません。
冬休みも終わり学校や職場での集団生活が始まりました。インフルエンザも流行しています。外出後のうがい手洗い、咳やくしゃみをするときにマスクやハンカチ、ティッシュなどで口や鼻を抑える咳エチケットを心がけましょう。

2020年1月15日

2020年1月第2週

 内科・小児科領域では年末から爆発的にインフルエンザが増えています。小児科ではほかに溶連菌感染症や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)も流行っています。また、伝染性紅斑(りんご病)や流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)もちらほら見られます。アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎は減少しています。アデノウイルス感染症も減っています。特に流行っている皮膚疾患もありません。
 年末年始には帰省などで人の移動が激しく、正月には親戚が集まったりと人と接触する機会が増えます。当然、感染機会も増えます。外出時にはマスクの着用、帰宅後は手洗いの励行など、感染予防をしっかり行いましょう。また、免疫を高めるためにバランスの良い食事と休養をきちんととって、感染症予防を心がけましょう。

2020年1月8日