流行中の病気情報一覧週間疾患情報
2011年11月第2週
例年この時期から増えてくる気管支喘息と感染性胃腸炎については、成人では横ばいですが、小児では増加しています。成人で異型肺炎の報告がありました。 夏に多かった手足口病、伝染性紅斑(りんご病)が小児でまだ見られますが、少数です。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、溶連菌感染症、水痘(みずぼうそう)も見られますが、いずれも多くありません。インフルエンザは成人、小児ともに減少しています。
流行している皮膚感染症、皮膚疾患はありません。
花粉症は前週と同程度みられます。流行性結膜炎(はやり目)の報告はありません。
先月から多くの医療機関でインフルエンザワクチンの接種が行われています。予防接種の効果が出てくるまで2週間ほどかかりますので、早めの接種を受けましょう。特に小児、高齢者、呼吸器・心臓・腎臓などに持病をお持ちの方は積極的な接種をおすすめします。
2011年10月第6週(11
今週も、インフルエンザが小児、成人ともに報告されています。インフルエンザワクチンの接種が始まっていますので、早めに接種をおすませくだだい。特に小児や高齢者、呼吸器の病気などの持病をお持ちの方は、積極的に予防接種を受けられることをお勧めします。外出後の手洗いやうがい、マスクの着用なども引き続き行っていきましょう。
気管支喘息,感染性腸炎は横ばいです。
小児では、水痘(みずぼうそう)、溶連菌感染症、伝染性紅斑(リンゴ病)がやや増加しています。
花粉症による鼻炎、結膜炎は先週と同程度です。
特に流行している皮膚感染症および皮膚疾患はありませんが、寒くなり、手荒れや、乾燥性の皮膚炎を訴えて受診される方が増えてきました。入浴後の早めのスキンケアをお勧めします。
急に寒くなってきました。体調管理には充分ご留意ください。
2011年10月第5週
気管支喘息や気管支炎など、咳が続く方が増加しています。アレルギーが原因の病気として、気管支喘息のほかにアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎も先週に引き続き多く見られます。
小児の感染症では、伝染性紅斑(りんご病)、溶連菌感染症、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)などが見られていますが、いずれも多くありません。
季節はずれのインフルエンザは、引き続き見られていますが、散発しているような様子で集団発生はしていません。
嘔吐症状のつよい感染性胃腸炎がみられはじめています。
皮膚科では、とくに流行している病気はありません。
2011年10月第4週
気管支ぜんそくは、成人では今週に入り減少していますが、小児では多く見られています。成人でも異型肺炎が見られましたので、注意してください。
小児では夏に流行していた手足口病がまだ散見されています。その他、水痘(水ぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、溶連菌感染症、伝染性紅斑(りんご病)も、僅かですが見られます。
9月の半ばに、松山市の南部地域に限局して見られていたA型インフルエンザですが、南部地域ではほぼ見られなくなりました。先週から始まった北東部での報告は、今週も同じくらいでした。又、B型インフルエンザの報告も僅かですがありました。
今週も特別な皮膚感染症、皮膚疾患はありませんでした。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
花粉症は、先週と比べて少し増加しています。花粉アレルギーの人は外出時のマスク、メガネや帰宅時のうがいや手洗い等、春先と同様の対策に心がけてください。日中は暑い日もありますので、健康管理には十分気を付けてください。
2011年10月第3週
成人では、気管支ぜんそくが増加しています。15歳以上の方に、インフルエンザの報告がありました。また異型肺炎の報告もありました。
小児の気管支喘息と感染性胃腸炎は、やや増加しています。夏、非常に流行していた手足口病やヘルパンギーナ、伝染性紅斑(りんご病)は横ばいか減少しています。松山の南部地域で見られていたA型インフルエンザは減少しましたが、北東部での報告数が増加しています。
特に流行している皮膚疾患は、ありません。
花粉症は、鼻炎、結膜炎ともに増加しています。流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていません。
今月に入り、朝夕の気温が急に下がってきました。成人、小児ともにインフルエンザの報告があり、体調を崩す人が増えてきています。朝晩などは温かくして、帰宅後の手洗い、うがいを行いましょう。睡眠を十分にとり、体調管理に十分気を付けて、お過ごしください。
2011年10月第2週
前週に引き続き感染症は全体的に少なく、特に流行している病気はありません。
成人では、気管支ぜんそくや感染性胃腸炎は前週と同程度です。
小児では、前週一部の地区で流行していたA型インフルエンザは減っていますが、まだみられます。夏、非常に流行していた手足口病やヘルパンギーナ、伝染性紅斑(りんご病)は減少しています。百日咳の報告がありました。咽頭結膜熱(プール熱)の報告はありません。
特に流行している皮膚疾患はありません。
花粉症については、鼻炎はやや増加していますが、結膜炎は減少傾向にあります。流行性結膜炎(はやり目)は、はやっていません。
朝晩はずいぶん涼しくなり、日中との気温差(日較差)が大きく、体調を崩す人が増えてきています。健康に十分気をつけてお過ごしください。
2011年9月第5週(10
先週に引き続き、感染症は全体的に少なめです。
松山市内の一部地区の幼稚園でインフルエンザA型が流行しているとの報告がありました。
気管支喘息は成人では前週とほぼ同程度ですが、小児ではわずかに増加しています。手足口病やヘルパンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)、伝染性紅斑(リンゴ病)は減少しています。
秋の花粉による鼻炎は少しずつ増加しているようです。
流行性角結膜炎(はやり目)ははやっていません。
紫外線や汗による皮膚のトラブル、とびひも減ってきました。
朝晩はずいぶん涼しくなりました。気温の差が激しくなり、体調を崩す人も増えてきます。健康に十分留意してお過ごしください。
2011年9月第4週
残暑が続いており、運動会の練習などで熱中症をおこす方が見られます。もうしばらく注意が必要です。
感染症は全体的に少なく、流行しているものはありません。小児では手足口病やヘルパンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)、伝染性紅斑(リンゴ病)などが見られますが、多くはありません。またRSウイルスによる気管支炎や肺炎が少し出てきました。乳児では重症化することもあり注意が必要です。マイコプラズマ肺炎は小児のみならず成人でも報告されています。咳が強く続く方は診察を受けるようにしましょう。
小児でA型インフルエンザの報告がありました。
気温や天候の変化、運動会の練習での砂埃などで気管支ぜんそくの発作を起こす方が増えています。秋はぜんそく発作を起こしやすい季節ですので、ひどくなる前に治療を受けるようにしましょう。
秋の花粉症は引き続き見られますが、多くはないようです。
2011年9月第3週
成人では、感染性胃腸炎や気管支ぜんそくは先週と同程度に見られます。感染症は全般的に少なくなっていますが、異型肺炎がわずかですが報告されています。
小児では、手足口病、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)、伝染性紅斑(りんご病)が先週よりもやや増加しています。
今週も特に流行している皮膚疾患はありませんでした。流行性結膜炎(はやり目)は、はやっていません。
秋の花粉が飛び始めたようで、花粉症は鼻炎、結膜炎ともに増加しています。秋の花粉症の代表的な原因は、キク科のヨモギとブタクサで、道路わきや公園、河川敷などに多く生育しています。両花粉とも8~10月に飛散しますので、例年この季節に発症する方は、早めの予防と治療をお勧めします。
2011年9月第2週
成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎は、若干減少しています。
小児では、まだ、手足口病の報告がありますが、増加傾向はありません。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、水痘(みずぼうそう)、溶連菌感染症、咽頭結膜熱(プール熱)は先週と同程度か、やや減少しています。
特に流行している皮膚疾患はありませんでした。夏も終わりに近づいて、ダニの被害が少し増えているようです。
花粉症は、鼻炎および結膜炎ともに、減少しています。流行性結膜炎(はやり目)も減少しています。
朝晩と昼間の気温の差が大きくなり、体調を崩しやすい時期になりました。体調管理には十分、気を付けてください。新学期が始まり、運動会の練習が始まった学校もあるようです。まだまだ日中の日差しが強く、気温も高いため、日焼け対策や熱中症予防に引き続き注意してください。