2010年11月第4週
2010年11月22日
感染性胃腸炎が成人、小児ともに増えてきました。例年この時期からノロウイルスを中心としたウイルス性胃腸炎が流行してきます。感染力は大変強く、吐いた物や便から感染することが多いので、処理の仕方が重要です。吐いた物を処理する時には、マスクや手袋、可能ならガウンなどを身につけ、ペパータオルなどで包むようにして周囲に飛び散らないようにし、塩素系の消毒薬を使用しましょう。アルコールは無効です。カーペットなど消毒薬が使えない時は、アイロンなどで加熱することも有効です。
気管支ぜんそくも引き続き見られています。朝夕の温度変化やかぜなどが引き金になって発作を起こすことが多いようです。
皮膚の乾燥によるトラブルが増えています。保湿を心がけましょう。
A型インフルエンザの報告がありました。インフルエンザ流行前の今が、ワクチンを受けるのに最適な時期です。