流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2011年3月第2週

2011年3月8日

 インフルエンザは先週に比べてさらに減少していますが、まだ引き続き見られています。 気管支ぜんそくは若干減少しています。 
 小児では溶連菌感染症、水痘(みずぼうそう)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、咽頭結膜熱が増加しています。成人では、水痘がわずかですが報告されています。
 今週も特に流行している皮膚感染症はありませんでした。乾燥による皮膚疾患も減少してきています。
 流行性結膜炎(はやり目)の報告は少し増えています。
 花粉症は鼻炎、結膜炎ともに、先週と比べて急増しています。2月末よりスギ花粉の大量飛散が始まっており、今後もしばらく飛散が続くと考えられます。外出時のマスクや花粉よけメガネの使用と早めの治療開始をお勧めします。
 春先は寒暖の差が大きく、体調を崩しやすい時期ですので、気を付けてお過ごしください。