2011年3月第4週
2011年3月22日
インフルエンザは減少していましたが、小児では再び増加しています。A型とB型の両方が流行していますが、B型の方が少し多くなってきました。
小児では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、気管支喘息が少し増加しています。伝染性紅斑(りんご病)、アデノウイルスによる扁桃腺炎もやや増加していますが、多くはありません。溶連菌感染症、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は減少しています。
スギ花粉による鼻炎、結膜炎症状は引き続き多く見られています。眼のまわりや顔、首の皮膚炎が悪化する方もみられます。スギ花粉の飛散はもうしばらく続きますので、天候にもよりますが、花粉情報に注意し、引き続きマスクやメガネを使用し花粉対策を行ってください。