2011年4月第4週
2011年4月22日
B型を中心に再び増加していたインフルエンザは、やや減少しています。しかし新学期が始まりましたので、まだまだ油断はできません。感染性胃腸炎は増加しています。成人でも見られますが、乳幼児ではロタウイルスによると思われる胃腸炎が多く、高熱を伴い嘔吐や下痢の症状も激しい方が多く見られます。脱水のため点滴が必要なことも少なくありません。ただ脱水がひどくなければ経口補水療法といって、点滴に近い成分の液を飲ませる方法が有効ですので、かかりつけ医にご相談ください。
花粉症は引き続きみられます。スギ花粉の飛散はやや減少してきましたが、ヒノキの花粉が増えており、春の花粉症はもうしばらく治療が必要です。
皮膚の乾燥は続いており、乾燥による皮膚のトラブルが多く見られます。また徐々に紫外線が強くなってきますので、ご注意ください。