流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2011年5月第1週

2011年5月1日

 インフルエンザ、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)については、成人では先週に比べ若干減少していますが、小児では再び増加していますので、まだ注意が必要です。
  小児では水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、伝染性紅斑(りんご病)、咽頭結膜炎(プール熱)、溶連菌感染症などが見られますが、溶連菌感染症以外は先週に比べて減少しています。気管支喘息、突発性発疹症はやや増加しています。手足口病の報告がありました。
 今週も特に流行している皮膚感染症、皮膚疾患はありませんでした。
 花粉症はまだ見られますが、ヒノキ花粉の飛散が少なくなったため先週に続いて減少しています。今年のスギ、ヒノキ花粉の飛散はそろそろ終わりますが、これからいろいろな樹木や雑草の花粉が飛びますので、引き続き花粉情報に注意してください。