流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2018年2月第4週

2018年2月21日

成人では、引き続きインフルエンザの報告が多く見られます。インフルエンザB型の報告が増加していますが、A型は多少減少しています。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。わずかに溶連菌感染症の報告がありました。
小児でも、インフルエンザ総数は増加しており、流行がA型からB型へと移行しているようです。溶連菌感染症、ヒトメタニューモウイルス感染症も見られます。
皮膚科では、特に流行っている皮膚疾患はありません。
耳鼻咽喉科では、アレルギー性鼻炎(スギ花粉症)の報告が増えてきました。インフルエンザ以外の感染性疾患は報告されていません。
眼科では、アレルギー性結膜炎は増加しています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
インフルエンザの流行は警報レベルで継続しています。感染予防、感染拡大予防のためのマスク着用や外出後の手洗いを心掛け、発熱、咳、全身の倦怠感などの症状があれば医療機関を受診しましょう。