流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2018年2月第5週

2018年2月28日

成人、小児ともにインフルエンザはやや減少してきましたが、依然として流行しています。殆どB型ですが、一部にA型も見られ、両方にかかる人も少なくありません。
子供さんが高熱を出すと心配と思いますが、インフルエンザの検査で陽性になるのには時間がかかります。今の時期、松山市急患医療センターや松山市医師会休日診療所はインフルエンザの検査を希望される人で大変混雑しており、待ち時間も長く、そこで他の病気をもらうこともあります。熱が出てから48時間以内ならインフルエンザの薬が効きますので、水分が摂れてグッタリしてなければ翌日まで待ってかかりつけ医で診てもらうことをお勧めします。
その他、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や溶連菌感染症が引き続き見られ、乳幼児ではRSウイルス感染症やヒトメタニューモウイルス感染症も少し見られます。
スギの花粉症が本番を迎えました。鼻炎や結膜炎の症状がひどくなる前に治療を受けてください。