2018年3月第2週
2018年3月7日
成人ではインフルエンザの報告は若干減少しています。そのうちの7割近くはB型です。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。溶連菌感染症の報告が多少ありました。
小児でもインフルエンザA型はほとんどなくB型も減少してきましたが、罹患年齢が下がっているようです。溶連菌感染症、ヒトメタニューモウイルス感染症も引き続き見られます。
特に流行っている皮膚疾患はありません。
花粉症のシーズンとなり、耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎(スギ花粉)の報告が一気に増えました。
眼科ではアレルギー性結膜炎が増加しています。
飛散状況を確認し、外出時にはサングラスやマスク、帽子などで花粉に接触しないように工夫し、花粉を落としやすい服装などを心がけ、帰宅したら玄関に入る前に花粉を払い、うがいや洗顔などで症状悪化を予防しましょう。花粉症は症状が出る前からお薬を始めることでシーズン中の症状を和らげる方法もあります。かかりつけ医にご相談ください。