流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2011年5月第5週(6月第1週)

2011年5月29日

 インフルエンザはほぼ終息状態となっていますが、まだ、少し患者さんが発生しています。
 小児では発熱が1週間くらい続く夏かぜの患者さんが時々みられます。そのほかに水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、溶連菌感染症の患者さんが少し見られています。
 感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は以前に比べてかなり減少しましたが、まだ注意が必要です。
 手足口病、ヘルパンギーナなどの夏かぜが発生し始めています。
 伝染性紅斑(りんご病)が増加しています。顔や手足に赤い発疹ができる病気です。
 気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎などのアレルギー性の病気は、徐々に増えてきています。イネ科雑草、ダニのアレルギーの方は今後ご注意ください。
 6月の中ごろまでポリオの予防接種が行われています。3ヶ月から7才6ヶ月までの子どもさんで、2回すんでいない方は、予防接種をしてください。詳しくは、最寄りの医療機関にお問い合わせください。