2011年6月第2週
2011年6月8日
インフルエンザはさらに減っていますが、まだ、少し報告があります。
小児では、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、溶連菌感染症が、多くはありませんが増加しています。水痘(みずぼうそう)は減少傾向、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。
手足口病、ヘルパンギーナなどの夏かぜが見られるようになりました。
伝染性紅斑(りんご病)が引き続き見られます。一旦皮膚の症状がおさまっても、日光にあたると再びでてくることがありますが、再発ではないので心配はいりません。大人の方は、発熱や関節症状が強いので、家族の方は注意が必要です。
雨の日が多くなったせいか、アレルギー性鼻炎は減少しています。
皮膚科では虫さされ、毛虫皮膚炎で受診される方が増えています。また、薬剤性と思われる光線過敏の患者さんも多くなっていますので注意しましょう。