2018年3月第4週
2018年3月22日
成人では、インフルエンザの報告は先週と比較して半減しており、8割以上はB型です。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)も減少しています。溶連菌感染症が僅かにありました。
小児では、インフルエンザA型は溶連菌感染症や気管支喘息と同じ程度まで減少しています。インフルエンザB型もピークは過ぎたようです。感染性胃腸炎が流行している地区があるようです。
特に流行っている皮膚疾患はありませんが、花粉で顔の肌が荒れる人が多くなりました。
アレルギー性鼻炎が多く、アレルギー性結膜炎も増加しています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
スギ花粉の飛散量がピークを迎え、引き続きヒノキの飛散も始まります。雨上がりや暖かく風の強い日は花粉の量が増え、市街地では午後3時頃から9時頃に落ちてくると言われています。外出時はマスクの着用や帰宅時には服に付着した花粉を掃うなど対策を行い、症状のある方は、早めに専門医を受診しましょう。