流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2011年7月第4週

2011年7月22日

 小児ではヘルパンギーナ、手足口病が引き続き増加しています。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は微増、水痘(みずぼうそう)、溶連菌感染症は減っています。インフルエンザの報告はありませんでした。
 成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支ぜんそくが前週と同じ程度見られます。
 皮膚科では、梅雨明けし日差しが強くなったため、激しい日焼けやあせも、虫さされで受診される方が多くなっています。
 花粉の飛散が少なくなり、花粉症は減っています。
 眼科では、流行性結膜炎(はやり目)が増加しています。
  ヘルパンギーナ、手足口病、咽頭結膜炎などの夏かぜの感染経路は飛沫感染(くしゃみや咳で飛び散った唾液からうつる)および接触感染(ウィルスが手について口や鼻からうつる)ですので手洗いやうがいをしっかり行って予防しましょう。またタオルの共有はひかえるようにしましょう。