流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2011年9月第3週

2011年9月15日

 成人では、感染性胃腸炎や気管支ぜんそくは先週と同程度に見られます。感染症は全般的に少なくなっていますが、異型肺炎がわずかですが報告されています。
 小児では、手足口病、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)、伝染性紅斑(りんご病)が先週よりもやや増加しています。
 今週も特に流行している皮膚疾患はありませんでした。流行性結膜炎(はやり目)は、はやっていません。
  秋の花粉が飛び始めたようで、花粉症は鼻炎、結膜炎ともに増加しています。秋の花粉症の代表的な原因は、キク科のヨモギとブタクサで、道路わきや公園、河川敷などに多く生育しています。両花粉とも8~10月に飛散しますので、例年この季節に発症する方は、早めの予防と治療をお勧めします。