流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2011年9月第4週

2011年9月22日

 残暑が続いており、運動会の練習などで熱中症をおこす方が見られます。もうしばらく注意が必要です。
 感染症は全体的に少なく、流行しているものはありません。小児では手足口病やヘルパンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)、伝染性紅斑(リンゴ病)などが見られますが、多くはありません。またRSウイルスによる気管支炎や肺炎が少し出てきました。乳児では重症化することもあり注意が必要です。マイコプラズマ肺炎は小児のみならず成人でも報告されています。咳が強く続く方は診察を受けるようにしましょう。
 小児でA型インフルエンザの報告がありました。
 気温や天候の変化、運動会の練習での砂埃などで気管支ぜんそくの発作を起こす方が増えています。秋はぜんそく発作を起こしやすい季節ですので、ひどくなる前に治療を受けるようにしましょう。
 秋の花粉症は引き続き見られますが、多くはないようです。