流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2011年10月第4週

2011年10月22日

 気管支ぜんそくは、成人では今週に入り減少していますが、小児では多く見られています。成人でも異型肺炎が見られましたので、注意してください。
 小児では夏に流行していた手足口病がまだ散見されています。その他、水痘(水ぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、溶連菌感染症、伝染性紅斑(りんご病)も、僅かですが見られます。
 9月の半ばに、松山市の南部地域に限局して見られていたA型インフルエンザですが、南部地域ではほぼ見られなくなりました。先週から始まった北東部での報告は、今週も同じくらいでした。又、B型インフルエンザの報告も僅かですがありました。
 今週も特別な皮膚感染症、皮膚疾患はありませんでした。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 花粉症は、先週と比べて少し増加しています。花粉アレルギーの人は外出時のマスク、メガネや帰宅時のうがいや手洗い等、春先と同様の対策に心がけてください。日中は暑い日もありますので、健康管理には十分気を付けてください。