2012年3月第3週
2012年3月15日
インフルエンザの報告は、成人ではやや減少していますが、小児では微増しています。B型が増加しています。引き続き注意が必要です。
感染性胃腸炎(おう吐下痢症)や気管支喘息も多い状況が続いています。
小児では、水痘(みずぼうそう)、溶連菌感染症はやや減少、その他の疾患は横ばいです。
スギ花粉が非常に多く飛ぶようになりました。鼻炎や結膜炎の症状の強い花粉症の患者さんが急速に増加しています。鼻や目の症状だけでなく、顔の皮膚炎で受診される方も増えています。今年は花粉の飛散が去年の半分ともいわれています。しかし、去年多量に飛んだために感作(かんさ)され、今年初めて花粉症の症状が出て受診される方もいらっしゃいます。花粉情報をこまめにチェックし、マスクやめがねで予防をし、症状が出たら早めに医療機関を受診し治療を受けましょう。