2012年3月第4週
2012年3月22日
インフルエンザは、成人では先週と比べて半減しています。小児では先週よりも少し減少していますが、いまだに高い水準です。
成人で、気管支喘息が少し増加しているようです。溶連菌感染症の報告もありました。
小児では、感染性胃腸炎(おう吐下痢症)が先週と同様に多く見られます。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)がやや増加していますが、水痘(みぞぼうそう)、伝染性紅斑(りんご病)は先週と同程度です。
スギ花粉が多く飛ぶようになりました。鼻炎、眼や眼の周りの痒み、腫れ、顔面の痒みなどの症状を訴える患者さんが急増しています。引き続き、花粉情報に注意してください。例年、花粉症状の出る方は、重症化する前に、早めに医療機関を受診し、治療を受けましょう。また、外出時の眼鏡やマスク装着、帰宅後に服の表面を掃うなど花粉を家に持ち込まないように気をつけましょう。

