2022年6月第5週
2022年6月29日
成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)はやや増加し、喘息発作は若干減少しています。小児では、感染性胃腸炎、喘息発作は横ばいです。アデノウイルス感染症やRSウイルス感染症の報告も少数ですが見られています。また、熱中症と見られる症状で受診される方も出てきています。皮膚科では、流行っている皮膚疾患はありません。アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎は先週と同程度です。
新型コロナウイルス感染症の感染者数は全国的に減少してきていますが、愛媛県では先週と比べて増加傾向にあります。基本的な感染対策を継続して、感染予防に努めましょう。マスクの着用については、これからの季節、熱中症にも注意していかなければなりません。屋外や、屋内でも人と十分距離が取れる場合や会話がほとんどない時などは、マスクを外して活動し、熱中症にならないように気を付けましょう。

