流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2013年1月第5週

2013年1月30日

 成人・小児ともに、インフルエンザが増加しています。ほとんどA型ですが、B型も報告されています。抗ウイルス薬により、早く良くなるようになりましたが、体内にウイルスが残っていると感染力は持続しています。ウイルスの蔓延を防ぐため、乳幼児ではインフルエンザ発症後5日かつ解熱後3日間は、外出を控えましょう。
 成人の感染性胃腸炎(おう吐下痢症)は減少しています。
 小児は、溶連菌感染症は増加していますが、感染性胃腸炎(おう吐下痢症)、水痘(みずぼうそう)、異型肺炎、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は減少してきています。流行している特別な皮膚疾患はありません。
 花粉症は、少ない状態ですが、ハンノキ花粉症の報告がありました。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 インフルエンザの流行が見られます。適度な温度と湿度、外出後の手洗いとうがいの励行、栄養や休養を心掛けましょう。