流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2013年10月第2週

2013年10月10日

 成人では気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は先週と同程度です。溶連菌感染症や異型肺炎の報告がありました。
 小児では流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)と感染性胃腸炎が微増していますが、他の疾患は減少傾向です。少数ですが、伝染性紅斑(リンゴ病)の報告がありました。成人、小児ともに、全体的には今週も感染症は少ない状態が続いています。
 皮膚疾患では、今週も特別な皮膚感染症、皮膚疾患の報告はありませんでした。花粉症(鼻炎)は、先週は急増しましたが、今週は減少しています。花粉症(結膜炎)は先週から横ばいで、流行性結膜炎も流行ってはいません。
 10月15日から、高齢者インフルエンザ予防接種が始まります。高齢者以外の方の接種も適宜おこなわれます。8月~9月には小児科領域で季節はずれのインフルエンザの報告が続きました。お近くの医療機関にご相談のうえ、早めの対策をお勧めします。