流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2013年12月第3週

2013年12月18日

 成人では気管支喘息が若干増加しています。溶連菌感染症や異型肺炎の報告がありました。また、家族内での咽頭結膜熱(プール熱)の感染もみられています。
 小児では水痘(みずぼうそう)の報告が先週に比べて倍増しており、注意が必要です。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)と咽頭結膜熱もやや増加しました。
 今週も特に流行している皮膚感染症や皮膚疾患はありませんでした。花粉症(鼻炎、結膜炎)は先週と同程度で多くはありませんでした。流行性結膜炎(はやり目)は減少しています。
 インフルエンザが流行する時期になりました。予防接種は効果の発現まで約2週間かかると言われています。また、主に65歳以上の高齢者を対象とした、一部公費負担の予防接種業務の実施期間は12月31日までとなっています。まだの方は早めに受けておきましょう。