2013年12月第2週
2013年12月11日
成人では気管支喘息、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は若干増加しています。百日咳や溶連菌感染症の報告がありました。
小児では、感染性胃腸炎の増加が続いています。溶連菌感染症、喘息、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)がやや増加、咽頭結膜熱(プール熱)はやや減少しました。水痘(みずぼうそう)は微増しています。
皮膚疾患では流行している感染症はありませんでした。気温が下がり、空気が乾燥してきたため、手荒れ、口唇炎、凍瘡(しもやけ)、乾燥性湿疹などが増えています。湯たんぽやストーブでのやけども増えています。
花粉症による鼻炎、結膜炎も先週と同じ程度で多くありません。流行性結膜炎(はやり目)が増加しています。
インフルエンザの流行はありません。
年末になり外出する機会、人ごみに行く機会が増えますので、外出時のマスク着用、帰宅後の手洗い、うがいなどは引き続き心がけて下さい。