流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2014年2月第4週

2014年2月19日

 先週までは、インフルエンザが毎週増加していましたが、今週は増加傾向はみられず、先週と同じ程度か、あるいは減少傾向に転じた可能性があります。現時点では、インフルエンザAがBより多くみられています。しかし、インフルエンザAにくらべてBの割合が増えてきました。例年、インフルエンザBが流行してきますとインフルエンザの流行も終焉に近づいてきますので、今シーズンももう少しというところでしょう。
 感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は、少しずつ減少しつつあります。小児では、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、溶連菌感染症などが、わずかにみられています。
 アレルギー疾患では、スギ花粉が原因と考えられる、結膜炎や鼻炎が増加しています。スギ花粉症シーズンが始まったようです。