流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2014年6月第2週

2014年6月11日

成人では、インフルエンザの報告はほとんどなくなりました。また、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告も減少しています。
小児では、感染性胃腸炎はやや減少しましたが、インフルエンザの報告がまだ少数ありました。水痘がやや増加しており、その他の疾患は先週と同程度です。

皮膚疾患では、今週も特に流行している皮膚感染症はありませんでした。紫外線や汗による皮膚炎が増加してきました。
花粉症による鼻炎は横ばいで多くありませんが、結膜炎は、少し増加傾向です。また、溶連菌感染症が散見されています。流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていませんが、学校では、プールが始まる時期になりましたので、充血や眼やにがある場合は、早めに診察を受けましょう。

湿度の高くなる梅雨の時期に入りました。調理器具は清潔にし、食品はよく洗ったり、しっかり加熱したりして、食中毒の予防に気をつけましょう。