2014年12月第4週
2014年12月25日
インフルエンザは、小児、成人ともにさらに増加してきました。全国的には、都市部ですでに流行が始まってきましたが、当地域でも流行状況となってきたようです。
現在、みられているのはA型です。小児では松山市内中心部から西部で患者さんが多いようです。今後、他の地域にも拡大してくるものと思われます。小さい子どもさんや高齢の方は、人が多く集まるところへの外出はひかえたほうがよいかもしれません。
小児では、引き続き手足口病の小規模な流行が続いています。水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、溶連菌感染症は、わずかにみられます。
小児、成人ともに感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が増加してきました。なかに脱水症のために点滴をする必要がある方もいます。
気温が低下してきたため、凍瘡(しもやけ)など寒冷による皮膚疾患の方がふえてきました。
アレルギー疾患では、鼻炎や結膜炎がみられますが、多くはありません。