2015年3月第4週
2015年3月25日
インフルエンザは全体では少なくなりましたが、まだインフルエンザB型は増えています。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は、やや減少しましたが、多い状態が続いています。
小児では流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)がやや増えています。
花粉症(鼻炎・結膜炎)は多いですが、スギ花粉のピークは過ぎたようです。しかし、これからヒノキ花粉が増えてきます。引き続き対策をとりましょう。流行性結膜炎(はやり目)は、はやっていません。
成人・小児ともに溶連菌感染症が目立って増えています。普通のかぜと症状が似ており区別がつきにくいこともありますが、扁桃に白いカスが付くことが多く、まわりの人にうつりやすいのが特徴的です。1~3週間で再発したり、腎炎や発疹を伴うこともあります。単なるかぜと自己判断せず、早めに医療機関を受診しましょう。