2015年6月第2週
2015年6月10日
小児でヘルパンギーナ、溶連菌感染症がやや減少していますが、手足口病、咽頭結膜熱(プール熱)は先週と同程度にみられ、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が増加しています。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)もわずかに報告されています。
成人の感染性胃腸炎と気管支喘息は横ばいです。
インフルエンザは成人、小児ともにごく少数の報告が続いています。
特に流行している皮膚感染症はありませんが、紫外線が強くなっているため薬剤性光線過敏症や多形日光疹などの皮膚炎が急増しています。虫刺されも増加しており、外出時には紫外線、虫よけ対策が必要です。
花粉症(結膜炎)は先週と同程度ですが、花粉症(鼻炎)は増加しています。流行性結膜炎(はやり目)はまだ報告されていません。