2016年4月第3週
2016年4月13日
成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や花粉症の報告は横ばいです。インフルエンザの報告は減少しつつも先週と同程度報告されています。また、溶連菌感染症が報告されています。
小児では、インフルエンザはやや減少していますが、まだ流行している状態です。この他、溶連菌感染症、伝染性紅斑(りんご病)、咽頭結膜熱(プール熱)の報告がみられます。松山市立の小・中学校は春休み中で、インフルエンザの報告数はやや減少していますが、未だインフルエンザB型を中心に流行しています。
特に流行している皮膚疾患はなく、花粉で顔の痒みを訴えて受診される方が続いています。花粉症(鼻炎)は少し減少していますが、依然として高い数値を維持しており、花粉症(結膜炎)は先週と同程度です。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
新年度が始まりました。新しい環境になった方も多いと思いますが、体調管理に気をつけましょう。