流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2016年7月第4週

2016年7月21日

暑さに加え、湿度の高い日が続いています。
成人では気管支ぜんそく、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が多少見られます。溶連菌感染症は増えてきています。
小児では先週に比べ、へルパンギーナがさらに増加し、咽頭結膜熱(プール熱)も増えてきています。異型肺炎、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、手足口病は横ばいで、水ぼうそう、溶連菌感染症、伝染性紅斑(リンゴ病)は減少しています。百日咳の報告もわずかに見られます。百日咳はかぜのような症状に始まり、けいれん性の咳が長く続くのが特徴で、子どもだけでなく大人もかかることがあるので注意が必要です。

花粉症(鼻炎、結膜炎)は横ばいの状態です。

皮膚疾患では虫刺され、あせもの他、日焼けで受診される方も増えています。梅雨があけました。しっかり紫外線対策を心がけましょう。