流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2015年10月第3週

成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息は横ばいです。異型肺炎・溶連菌感染症やインフルエンザが、僅かに報告されています。
小児では、感染症は全般的に減少に転じ、喘息も減少しました。溶連菌感染症、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は同程度、インフルエンザ、伝染性紅斑(リンゴ病)は少数ですが、報告がありました。手足口病も少し減少しています。

花粉症(鼻炎)はやや高水準のまま横ばい、花粉症(結膜炎)は少し減少しています。

インフルエンザの予防接種が始まります。流行は、1月上旬から3月上旬が中心であること、接種による効果が出現するまでに2週間程度を要することから、毎年12月中旬までにワクチン接種を受けることが望ましいと考えられます。お早めに近隣の医療機関、かかりつけ医へご相談下さい。

2015年10月15日

2015年10月第2週

インフルエンザは減少しています。
成人では、気管支炎は横ばいですが感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は若干減少しています。溶連菌感染症は低い水準のままです。
小児では、全般的に感染症が増加傾向です。手足口病は依然やや高い水準のまま継続しています。溶連菌感染症は少し増加しています。前回、急激に増加した喘息はさらに報告が増えています。

特に流行っている皮膚疾患はありません。花粉症(鼻炎)はかなり増加しています。花粉症(結膜炎)は、少し増加しています。

運動会、秋祭りなどでは砂ぼこりが多く、気温の日内変動で小児、成人ともに疲れがたまる時期です。朝晩の冷え込みに気を付け、うがい、手洗いをしっかり行いましょう。

2015年10月8日

2015年9月第4週

成人では、気管支炎や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。溶連菌感染の報告が増えています。異型肺炎の報告がありました。成人、小児とも、インフルエンザがやや増加しました。
小児では、気管支喘息が急激に増加しています。手足口病が再び増加しました。

気温が下がって、夏の皮膚疾患も減少し、特に流行っている皮膚疾患はありません。
イネ科・キク科による花粉症がやや増加しています。流行性結膜炎は流行っていません。

朝晩涼しくなり、日中との温度差が大きくなる時期ですので、体調管理には気を付けましょう。

2015年9月30日

2015年9月第3週

朝夕の気温が下がり、天候不順も影響して、気管支ぜんそくの発作を起こす人が増えています。秋はぜんそくの発作を起こしやすい季節です。運動会の練習中、土ぼこりのために発作を起こすこともあります。ひどくなる前に治療を受けてください。
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は多くはありませんが引き続き見られます。小児では手足口病が流行しています。一部の学校でインフルエンザA型の集団発生が続いています。兄弟などへの感染から拡大する恐れもあり、注意が必要です。その他、RSウイルス感染症やマイコプラズマ肺炎、百日咳も少数ですが見られます。

花粉症(鼻炎、結膜炎)は少数です。皮膚疾患は特に流行しているものはありません。

2015年9月16日

2015年9月第2週

成人では、気管支喘息や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいで、その他の目立った感染症の報告はなく、わずかに溶連菌感染症や手足口病の報告がありました。
小児では、手足口病と喘息が少し増加していますが、その他の疾患は先週と同程度でした。なお、市内の一部の学校でインフルエンザA型が流行っているようです。

花粉症(鼻炎)は少し増加していて、花粉症(結膜炎)は先週と同程度で、流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。

天候が不順で体調をくずしやすい時期ですので、体調の管理に気をつけて下さい。

2015年9月9日

2015年9月第1週

成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息は横ばいです。僅かに溶連菌感染症の報告がありましたが、この他目立った感染症の報告はありません。
小児では、感染症は減少傾向ですが、手足口病は先週と同程度で、やや流行していると思われます。異型肺炎の報告がありました。

花粉症(鼻炎)は横ばい、花粉症(結膜炎)は先週に比べ減少しています。また、流行性結膜炎(はやり目)の報告がありました。

夜間、朝方の気温は、少しずつ下がってきましたが、まだまだ日中は暑い日々が続いています。夏休みも終わり、新学期が始まります。体調管理に気を付け、元気に過ごしましょう。

2015年9月2日

2015年8月第5週

成人では、気管支喘息、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいで、そのほか目立った感染症の報告はありません。
小児では、溶連菌感染症と水痘(みずぼうそう)がわずかに増加しました。
手足口病が少し増加し依然高い値でみられました。ヘルパンギーナは前回より減少し、夏休み前に比べると約半数になっています。これらの夏かぜは、治った後も1~4週間は便の中にウイルスが排泄され、また、感染しても発病せずにウイルスを排泄することも考えられることから、日頃の手洗いが大切です。

花粉症(鼻炎)はわずかに減少していますが、花粉症(結膜炎)は少し増加しています。
流行性の耳鼻科的疾患・眼科的疾患の報告はありません。

お盆休みに体調をくずし、かぜ症状を訴える方が増えているようです。こまめな水分補給と充分な睡眠を心がけてください。

2015年8月26日

2015年8月第3週

小児では、先週にひきつづいて、ヘルパンギーナや手足口病などの夏かぜがみられます。手足口病はいったん減少していましたが再び増加しています。今年の手足口病は、殿部、四肢に紅斑、水疱がたくさん出る方が多いようです。
成人では、気管支喘息、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は減少していますが、全体としては横ばいです。
溶連菌感染症、咽頭結膜熱(プール熱)、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は、多くはありません。

紫外線皮膚炎、虫さされや、汗によるトラブルなどの皮膚疾患が多くみられます。
花粉症(鼻炎、結膜炎)などのアレルギー性疾患は多くありません。

夏休み、お盆休みで出かける機会の多い時期です。適度な休憩と水分・塩分補給をこころがけ、熱中症には十分気をつけましょう。

2015年8月12日

2015年8月第2週

小児では、先週にひきつづいて、ヘルパンギーナや手足口病などの夏かぜが流行中ですが、発生は次第に減少しつつあります。溶連菌感染症、咽頭結膜熱(プール熱)、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は、発生していますが多くはありません。
成人では、気管支喘息は横ばいですが、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は減少しています。

とびひ、あせも、ひやけ等、夏に多い皮膚疾患が増加しています。
花粉症(鼻炎、結膜炎)などのアレルギー性疾患は多くありません。

気温が高い日が続きます。昼間の暑い時間帯は、なるべく外出をひかえましょう。

2015年8月5日

2015年7月第5週

成人では、気管支喘息は横ばいですが、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が若干増加し、溶連菌感染症の報告も増えています。
小児では、溶連菌感染症、手足口病が増加、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)とヘルパンギーナはやや減少しました。

皮膚疾患では、汗や紫外線による皮膚炎、とびひが増えています。
花粉症(鼻炎)は先週と同程度です。花粉症(結膜炎)が少し増えています。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。

蒸し暑い日が続いています。まだ体が暑さに慣れていないため、熱中症を起こしやすい時期です。こまめに水分補給をし、熱中症や脱水症には気をつけましょう。

2015年7月30日