流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2019年10月第3週

 成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作の報告は横ばいで、インフルエンザA型や溶連菌感染症の報告がわずかにあります。

 小児では、感染性胃腸炎、RSウイルス感染症が流行しており、喘息発作をおこす方も目立ちます。またインフルエンザA型も引き続き報告されています。

 皮膚科では、特に流行している疾患はありません。

 耳鼻咽喉科では、アレルギー性鼻炎の報告は先週に比べて少し増えており、やはりインフルエンザA型が報告されています。

 眼科では、アレルギー性結膜炎が増えており、アデノウイルス結膜炎(はやり目)も増えています。

 秋祭りも終わり、朝夕が冷えるようになってきて体調をくずして風邪を引きやすい時期になりました。また、インフルエンザの予防接種も始まりますので、早目に予定を入れるようにしましょう。体調管理にお気をつけください。

2019年10月16日

2019年10月第2週

 内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。インフルエンザA型が少し報告されています。

 小児科では感染性胃腸炎、喘息発作は横ばいです。RSウイルス感染症は減少しています。インフルエンザA型の報告がありました。

 皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。

 眼科ではアレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は減っていますが、まだ報告があります。

 耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は少し減りました。インフルエンザA型の報告がありました。

 朝晩は冷え込む日も多くなりましたが、日中の暑さは残りまだまだ熱中症の注意も必要な時期です。

 インフルエンザワクチンの接種を開始する季節となりました。高齢者は10月15日から接種開始です。インフルエンザは先月中学校で学級閉鎖も出ています。ワクチンの効果が出始めるまでには2週間程度必要となりますので早目に予定を立てて、かかりつけ医に相談し予約しましょう。

2019年10月9日

2019年10月第1週

内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作の報告は横ばいです。インフルエンザA型の報告がわずかにありました。

小児科では、感染性胃腸炎、RSウイルス感染症が流行中です。喘息発作も目立ちます。わずかですがインフルエンザA、B型の報告もあります。

皮膚科では、現在流行している疾患はありません。

耳鼻咽喉科では、アレルギー性鼻炎は増加傾向で、イネ科の花粉による症状が見られます。インフルエンザの報告もあります。

眼科では、アレルギー性結膜炎は減少していますが、アデノウイルス結膜炎(はやり目)の報告は先週と同程度です。

夏の暑さがやわらぎ、少しづつ涼しくなってきました。比較的過ごしやすい季節になってきましたが、季節の変わり目となり体調を崩しやすい季節でもあります。衣類や室温の調整を行って体調管理に気をつけましょう。

また、インフルエンザの報告が見られます。引き続きうがい・手洗いなどの予防に努めましょう。

2019年10月2日

2019年9月第4週

成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作の報告は少し減っています。百日咳の報告がわずかにあります。

小児ではRSウイルス感染症、感染性胃腸炎が流行っています。喘息発作も増えてきました。わずかですがインフルエンザA型の報告もありました。

耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は横ばいです。

眼科ではアレルギー性結膜炎は横ばいです。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は増加しています。

特に流行っている皮膚疾患はありません。

日中は暑さが残りますが朝夕は涼しくなってきました。気温の変化で喘息発作が出たり体調を崩す方もおられます。長袖や羽織るものを活用し体温調節するなど健康管理に気を付けましょう。

2019年9月25日

2019年9月第3週

九月中旬になりましたが、残暑が厳しく熱中症がまだ出ています。また天候が不安定なため、風邪などをきっかけにして気管支喘息の発作を起こす人も多く見られます。小児ではRSウイルス感染症や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が引き続き見られます。また水痘(みずぼうそう)や流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)も少し出ています。RSウイルス感染症は乳幼児から老人まで主に冬期に流行し、気管支炎や肺炎を起こしやすい病気です。気管支喘息や心臓病など持病があると重症化しやすく、特に乳児や高齢者では要注意です。今年は八月頃から流行していますので、ゼーゼーの強い呼吸音や苦しそうな咳が出る時は、早めに診察を受けてください。アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎は多くありません。流行している皮膚疾患もありません。運動会シーズンです。睡眠や食事に気を付け体調を整えるようにしましょう。

2019年9月18日

2019年9月第2週

成人では溶連菌感染症の報告がわずかにありました。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。

小児では、感染性胃腸炎、RSウイルス感染症が流行っています。伝染性紅斑(りんご病)やインフルエンザA型も報告されています。

皮膚科では、流行っている皮膚疾患はありません。

耳鼻科では、アレルギー性鼻炎の報告は減りました。インフルエンザA型の報告がありました。

眼科では、アレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)はまだ多いようです。

朝晩涼しく感じられることもあり、秋の気配が感じられる時候にはなっていますが、まだ日中は蒸し暑い日も多くあります。体調管理には十分お気をつけください。

2019年9月11日

2019年9月第1週

内科では溶連菌感染症や百日咳の報告がごくわずかにありました。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。

小児科では感染性胃腸炎、RSウイルス感染症、喘息発作が目立ちます。インフルエンザA型も一部の地域で報告されています。

皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。

耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週に比べ増えました。

眼科ではアレルギー性結膜炎は増えています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)も多いです。

お盆も過ぎ、日中の蒸し暑さは残るのに朝晩は少しずつ気温が下がってきています。夏休みが終わり生活リズムの崩れている子供たちも多いと思います。体調を崩さない為にも早寝早起きを心掛け、食事をしっかりとり、体調管理に気を付けて元気に過ごしましょう。

2019年9月4日

2019年8月第5週

内科では、溶連菌感染症とインフルエンザA型の報告がわずかにあり、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)と喘息発作は横ばいです。

小児科では、感染性胃腸炎と手足口病が流行しており、インフルエンザA型の報告もありました。

皮膚科では、現在流行中の疾患は特にありません。

耳鼻咽喉科では、アレルギー性鼻炎の報告はやや増えています。

眼科では、アレルギー性結膜炎の報告は先週と変わりませんが、アデノウイルス結膜炎(はやり目)は少し増加しています。

暑い日が続いていており、冷たい飲み物などで胃腸に負担がかかり夏バテになりやすい季節です。食事はできるだけよく噛み、極端に冷たい飲み物は避け胃腸にやさしい食生活を心がけましょう。現在もインフルエンザの報告があり、夏風邪もひきやすい季節です。日頃からうがい手洗いを行って予防に努めましょう。

2019年8月28日

2019年8月第4週

成人では溶連菌感染症やインフルエンザA型の報告が少しありました。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作はわずかに減少しています。

小児では手足口病は減少してきました。感染性胃腸炎、喘息発作、水痘(みずぼうそう)も見られ、インフルエンザA型も報告されています。

耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告が先週に比べ減りました。

眼科ではアレルギー性結膜炎は先週と同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)の報告がありました。

皮膚科では手足口病の報告が少しありました。また山や海にレジャーに行った後の、虫さされや日焼けなどのトラブルが多く見られます。

8月も後半になりましたが暑さはまだ残ります。規則正しい生活、バランスのとれた食事、十分な睡眠、適度な運動などで体調管理や健康維持を心がけましょう。

2019年8月21日

2019年8月第2週

 内科では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息は先週から横ばいです。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)や溶連菌感染症の報告がありました。またインフルエンザA型が出ています。
 小児科では手足口病・ヘルパンギーナや感染性胃腸炎が依然流行しています。また一部地域ではインフルエンザA型が数多く報告されています。学校や幼稚園は夏休みに入っていますが、保育園や学童保育、スポーツクラブなどを通じて流行が拡大しているようです。手洗いをしっかりしてかからないように気を付けましょう。
 皮膚科からは手足口病の報告がありました。
 耳鼻科や眼科からはアレルギー性鼻炎やアデノウイルス結膜炎(はやり目)が増加しているとのことです。
 梅雨が明けてから一気に暑くなり、連日高温注意報も出ています。ためらわずに冷房を使用し、心がけて水分や塩分をとるようにしましょう。体が弱った状態だと、感染症にもかかりやすくなります。睡眠をしっかりとり、バランスよく食べて体調を整えておきましょう。

2019年8月7日