流行中の病気情報一覧週間疾患情報
2022年12月第3週
★ 内科
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は若干減少しています。
★ 小児科
感染性胃腸炎と喘息発作は横ばいです。手足口病も少数報告されています。
★ 皮膚科
流行っている皮膚疾患はありません。
★ 耳鼻咽喉科
アレルギー性鼻炎は同程度報告されています。
★ 眼科
アレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
2022年12月第2週
★ 内科
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。わずかにインフルエンザA型の報告がありました。
★ 小児科
感染性胃腸炎は横ばい、喘息発作はやや増加しています。手足口病、ヒトメタニューモウイルス感染症も報告されています。
★ 皮膚科
流行っている皮膚疾患はありません。
★ 耳鼻咽喉科
アレルギー性鼻炎は減少しています。
★ 眼科
アレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
2022年11月第5週
★ 内科
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は若干増加しています。
★ 小児科
感染性胃腸炎はやや増加、喘息発作は減少しています。手足口病も報告されています。
★ 皮膚科
流行っている皮膚疾患はありません。
★ 耳鼻咽喉科
アレルギー性鼻炎は減少しています。
★ 眼科
アレルギー性結膜炎は同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)の報告が続いています。
2022年11月第4週
★ 内科
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。その他の報告はありません。
★ 小児科
感染性胃腸炎は横ばい、喘息発作は増加しています。手足口病の報告は減少しています。
★ 皮膚科
流行っている皮膚疾患はありません。
★ 耳鼻咽喉科
アレルギー性鼻炎は同程度となっています。
★ 眼科
アレルギー性結膜炎は増えています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)の報告がありました。
2022年11月第3週
★ 内科
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいですが、喘息発作は若干増加しています。わずかに溶連菌感染症の報告がありました。
★ 小児科
感染性胃腸炎、喘息発作はやや増加、手足口病、ヒトメタニューモウイルス感染症も報告されています。
★ 皮膚科
流行っている皮膚疾患はありません。
★ 耳鼻咽喉科
アレルギー性鼻炎は同程度です。
★ 眼科
アレルギー性結膜炎は同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
2022年11月第2週
★ 内科
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は増加しています。その他の報告はありません。
★ 小児科
感染性胃腸炎と喘息発作は横ばいです。手足口病の報告が増えています。
★ 皮膚科
流行っている皮膚疾患はありません。
★ 耳鼻咽喉科
アレルギー性鼻炎が増えています。
★ 眼科
アレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
2022年11月第1週
★ 内科
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は増加しています。その他の報告はありません。
★ 小児科
感染性胃腸炎と喘息発作は横ばいです。手足口病の報告が増えています。ヒトメタニューモウイルス感染症も見られます。
★ 皮膚科
流行っている皮膚疾患はありません。
★ 耳鼻咽喉科
アレルギー性鼻炎は横ばいです。
★ 眼科
アレルギー性結膜炎は少し増えています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
2022年10月第5週
成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。小児では感染性胃腸炎は減少していますが、喘息発作は増加しています。手足口病、ヒトメタニューモウイルス感染症も報告されています。特に流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科アレルギー性鼻炎は横ばいです。眼科ではアレルギー性結膜炎は同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
10月15日から高齢者を対象とした一部公費負担の季節性インフルエンザの予防接種が始まりました。ワクチンを接種してから効果がでるまでに数週間はかかるとされています。現時点では新型コロナウイルス感染は比較的落ち着いていますが、今後同時流行も懸念されています。早めの接種をご検討ください。本コーナーは次回より一部体裁が変更となりますが、松山市医師会は引き続き定点観測に基づいた流行性疾患の動向など最新の情報をお伝えしてまいります。皆様の健康管理、維持にご活用いただければ幸いです。
2022年10月第4週
運動会や学園祭の準備に忙しく、半袖から長袖へと衣替えする季節となりました。気候が夏から秋へと移り変わるこの時期、多くなるのが気管支喘息です。朝に、ゼイゼイ、コンコンと痰の絡んだ咳で目覚め、息苦しくて食欲もなく、病院を受診される子供さんが目立ちます。これは気管支喘息の発作です。肺の中に必要な酸素を取り入れ、その酸素を利用した結果作られる二酸化炭素をはき出す、気管支という空気の通り道が細くなったり、その中に分泌される痰の量や粘りけが増すことで、息を吐くときの空気抵抗が大きくなり起こる症状です。治療は気管支拡張薬の吸入や服用、必要ならば抗アレルギー薬やステロイド薬の投与も行います。また気管支喘息では、呼吸が早く回数も増えるため、気管支の中が乾燥し痰が粘稠になるのを防ぐよう、水分をいつもより多くとることも重要です。
2022年10月第3週
成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は若干増加しています。水痘(みずぼうそう)の報告がありました。小児では、感染性胃腸炎は横ばい、喘息発作はやや増加しています。手足口病、RSウイルス感染症も報告されています。皮膚科では、流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻科では、アレルギー性鼻炎の報告が増えています。眼科では、アレルギー性結膜炎が増えています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
新型コロナウイルス感染症の第7波は落ち着いてきている状況になってきました。この冬は、海外との往来も増え、ここ2シーズン流行のなかったインフルエンザの流行懸念があります。コロナ感染症もいずれ第8波が来ることが予測されています。現在できる対応としては、ワクチン接種での重症化予防、人混みを避ける行動およびマスク着用・手洗いなどの基本的感染対策があげられます。気温差の大きい時候でもあり、体調管理にご留意ください。