流行中の病気情報一覧週間疾患情報
2017年4月第2週
インフルエンザは前回の半数近くまで減少し、小児ではピーク時の1/10以下になっています。インフルエンザB型の報告はほとんどありません。しかし春休みを終え学校生活が再開されましたので、まだ注意が必要です。
成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が減少しています。
小児の感染性胃腸炎は横ばいで、溶連菌感染症・喘息は少し減少しています。
花粉症(鼻炎)は前回よりさらに減少していますが依然高い値です。花粉症(結膜炎)は先週と同程度です。
流行性結膜炎(はやり目)や流行性の皮膚疾患の報告はありません。
スギ花粉に変わりヒノキ花粉が多く飛んでいますので、引き続き花粉情報をチェックし、外出時にはマスクなどを着用し、帰宅後は手洗い、洗顔、うがいするなど花粉症対策を行ってください。
2017年4月第1週
インフルエンザは15歳以上でやや増加していますが、全体としては成人小児とも先週と比べて同程度ないしは減少傾向にあります。インフルエンザA型の報告は全地区で減少しました。インフルエンザB型の流行はみられていません。
成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告は横ばいです。溶連菌感染症の疾患が僅かにありました。
小児では、溶連菌感染症・喘息の報告は先週と同程度、感染性胃腸炎の報告は少し減少しました。
花粉症(鼻炎)は前回に比べわずかに減っていますが、依然として極めて高い値です。
花粉症(結膜炎)は、減少しています。流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていません。
一日のうちでも寒暖差が大きい日が続いています。新学期、新年度に備えて体調を整えておきましょう。
2017年3月第4週
インフルエンザの発生は、先週と比較して半分から3分の1程度となり、流行は終息してきたと思われます。今冬のインフルエンザは、A型がほとんどでB型はごくわずかです。
花粉症による鼻炎、結膜炎はたいへん多く、お困りの方が多いと思われます。4月になればスギ花粉の飛散のピークはすぎると思われますのでもうすこしです。
その他の病気では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、溶連菌感染症、水痘(みずぼうそう)、伝染性紅斑(りんご病)、アデノウイルス感染症などがみられますが、いずれも少数です。
2017年3月第3週
成人では、インフルエンザは一時期より減少していますが、先週と同じ程度、報告されています。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告は横ばいです。
小児では、インフルエンザ・溶連菌感染症の報告は先週と同程度で、感染性胃腸炎の報告は減少しました。インフルエンザA型の報告は先週とほぼ同程度でしたが、東地区では増加していました。
特に流行っている皮膚疾患はありません。
花粉症(鼻炎)の報告がかなり増加して極めて高い値となっています。
花粉症(結膜炎)は、増加しています。流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていません。
花粉の飛散が多くなっていますので、花粉症の症状をお持ちの方は対策をされ、かかりつけ医にご相談ください。
2017年3月第2週
インフルエンザは、成人小児ともに減少していますが、まだ報告数が多く注意が必要です。全地区でインフルエンザA型の報告は減少しました。インフルエンザB型の報告はありますが、とても少ないです。
成人の感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいで、溶連菌感染症も引き続き報告されています。
小児で溶連菌感染症・感染性胃腸炎・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は横ばい、手足口病・ヘルパンギーナの報告がありました。
特にはやっている皮膚疾患はありません。
花粉症(鼻炎・結膜炎)ともに増加しています。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
本格的なスギ花粉のシーズンに入り、アレルギー症状を訴える方が増加してきましたが、先週から悪化して受診する方が増えています。
晴れや曇りで気温が高い日には花粉が飛びやすくなりますし、乾燥している日や風が強い日も注意が必要です。外出の際にはマスクや眼鏡などを身につけ、帰宅後は室内へ花粉を持ち込まないよう気をつけましょう。
2017年3月第1週
インフルエンザは成人、小児ともに減少し、流行のピークは過ぎたようですが、まだ報告数が多く注意が必要です。
成人の感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいで、溶連菌感染症がわずかに報告されています。
小児で咽頭結膜熱(プール熱)・水痘(みずぼうそう)・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は少し減少しましたが、溶連菌感染症・感染性胃腸炎は横ばいです。
特にはやっている皮膚疾患はありません。
花粉症が鼻炎・結膜炎ともに先週と比べかなり増加しており、本格的なスギ花粉の飛散が始まってきているようです。
今年は去年に比べスギ花粉の飛散がかなり多くなると予想されています。外出時にはマスクなどを着用し、帰宅後は玄関前で衣服やかばん等の花粉を軽くはらい落し、その後手洗い、洗顔、うがいするなど花粉症対策を行ってください。
2017年2月第4週
インフルエンザの報告は成人では先週と同程度で減少に転じてはいません。
小児では、先週に比べ若干少なくなりましたが、10歳以上で約2倍の報告になっており、まだ多い状況です。松山市内の小学校・中学校では、インフルエンザA型の報告は全地区で少し減少傾向にはあり、インフルエンザB型の報告がごく少数ですが南地区でありました。
また、成人は異型肺炎がわずかに報告されています。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告は横ばいです。
小児では溶連菌感染症・感染性胃腸炎は横ばいで、咽頭結膜熱(プール熱)・水痘(みずぼうそう)・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は少し増加しました。
花粉症(結膜炎)は、増加傾向です。花粉症(鼻炎)も少し増加し高い値が続いています。
さらに、花粉で目の周りがかゆくなる人が徐々に増えてきています。流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていません。
3月1日(水)~7日(火)は子供予防接種週間です。4月からの入園入学に備えて、かかりつけ医療機関などにご相談ください。
2017年2月第3週
インフルエンザA型が引き続き流行しています。ピークは過ぎたと思われますが、集団発生も見られます。またB型も散発的に出ています。例年の流行状況では、A型の後にB型が増加することが多いため、今後も注意が必要です。
その他、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や溶連菌感染症、小児ではアデノウイルス感染症などが見られます。
気温の上昇とともにスギ花粉の飛散数が増加しており、花粉症(鼻炎・結膜炎)の患者さんが増えています。昨年に比べ今年の花粉飛散数は多いと予想されています。例年花粉症でお悩みの方は早めに治療を開始してください。
特に流行している皮膚の感染症はありませんが、乾燥による皮膚トラブルが多いようです。こまめにスキンケアを行ってください。
2017年2月第2週
成人・小児共に先週と比べ、更にインフルエンザA型の報告が増加しています。少数ですが、インフルエンザB型の報告がありました。
成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告は横ばいです。
小児では、溶連菌感染症は増加し、喘息・感染性胃腸炎は横ばいで、咽頭結膜熱(プール熱)は減少しました。
皮膚疾患では、特に流行っている皮膚感染症はありません。
花粉症(鼻炎)はさらに増加し、花粉症(結膜炎)は先週と同程度です。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
インフルエンザが更に増加しております。感染予防・感染拡大予防のためのマスク着用や外出後の手洗いを心掛け、発熱、咳、全身の倦怠感など症状のある方は、医療機関を受診しましょう。
2017年2月第1週
成人小児共に、先週と比べ、更にインフルエンザの報告が増加しています。特にインフルエンザA型の報告が全地区とも更に増加し、中でも中心部・東地区の増加が目立ちます。数例ですが、インフルエンザB型の報告がありました。
成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告は若干の増加、気管支喘息は横ばいです。
小児では、水痘(みずぼうそう)・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)がやや増加し、咽頭結膜熱(プール熱)・喘息・感染性胃腸炎は横ばいで、溶連菌感染症は減少しました。
皮膚疾患では、特にはやっている皮膚感染症はありません。
花粉症(鼻炎)は増加し、花粉症(結膜炎)は減少しています。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
インフルエンザが更に増加しております。人混みは避け、感染予防を心掛けましょう。
また、今年は例年に比べスギ花粉飛散量が多くなると言われております。例年症状のある方は、早めに専門医を受診しましょう。