流行中の病気情報一覧週間疾患情報
2017年11月第4週
成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は若干増加しています。マイコプラズマ感染症の報告が多少ありました。インフルエンザの報告はありませんでした。
小児では、感染性胃腸炎、RSウイルス感染症の報告が増加しました。溶連菌感染症・喘息発作の報告は先週と同程度で、手足口病の報告は減少し、インフルエンザB型の報告がありました。
アレルギー性結膜炎は先週に比べ増加しています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行していません。
アレルギー性鼻炎はかなり増加しています。秋の花粉(キク科)によるものと思われます。
特に流行している皮膚疾患はありません。
2017年11月第3週
成人では、インフルエンザの報告はありませんでした。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は若干減少しています。溶連菌感染症やマイコプラズマ感染症の報告が若干ありました。
小児では、多くはありませんが、RSウイルス感染症・インフルエンザB型の報告がありました。感染性胃腸炎・溶連菌感染症・喘息発作の報告は先週と同程度でした。手足口病の報告は若干減少しました。アレルギー性鼻炎の報告は先週より増加しています。
アレルギー性結膜炎は、先週に比べ減少しています。アデノウイルス結膜炎は、流行っていません。
特に流行っている皮膚疾患はありません。気温の低下とともに湿度も低下し、空気が乾燥してきました。乾燥は呼吸器系の感染症や喘息などを悪化させ、乾燥肌やアトピー性皮膚炎の原因にもなります。
これからの季節、加湿器などを活用して適度な湿度を保つよう心がけましょう。
2017年11月第2週
今週に入って、成人・小児とも感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が若干増加しています。また、インフルエンザの報告がわずかにありますが、まだ流行はしていません。
小児では手足口病やヘルパンギーナ、溶連菌感染症も先週と同程度にみられます。多くはありませんが、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)や水痘(みずぼうそう)も出ています。RSウイルス感染症はまだ若干報告がありますが、流行は終息してきているようです。ただ、例年ならこれからが流行期ですので油断は禁物です。
皮膚疾患では特に流行っているものはありません。
秋も徐々に深まり、少しずつ寒くなってくるにつれて、喘息やアレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患が少し増えてきたようです。
この季節は気温の変化が激しく、体調を崩す方が増えてきます。生活のリズムを整え、休息をしっかりとり、体調管理に気を付けましょう。
2017年11月第1週
成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。インフルエンザの報告がわずかにありました。
小児では、感染性胃腸炎、溶連菌感染症、喘息の報告は先週と同程度でした。手足口病の報告は少し減っています。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、咽頭結膜熱(プール熱)、インフルエンザの報告もありました。
特に流行っている皮膚疾患はありません。
花粉症(鼻炎)は先週と比べて横ばいです。花粉症(結膜炎)は先週に比べて減少しています。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
インフルエンザがわずかですが、各地で報告されるようになりました。今年からインフルエンザワクチンの予防接種は、13歳以上の方は医師が必要と認める場合を除き「1回注射」となります。ワクチン接種を希望される方は、かかりつけ医にお問い合せの上、12月中旬頃までに接種を済ませることをお勧めします。
2017年10月第4週
成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。溶連菌感染症とインフルエンザの報告が僅かにありました。
小児では、感染性胃腸炎・手足口病・喘息の報告は先週と同程度でした。溶連菌感染症の報告は少し減っています。
特に流行っている皮膚疾患はありません。
花粉症(鼻炎)は先週よりやや減少、花粉症(結膜炎)は先週に比べ増加しています。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
また、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告がありました。
インフルエンザワクチンの予防接種が始まりました。
インフルエンザは例年12月~3月頃に流行し、例年1月~2月に流行のピークを迎えます。ワクチン接種による効果が出現するまでに2週間程度を要することから、毎年12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいと考えられますので、ご希望の方は早めに医療機関へお問い合わせください。
2017年10月第3週
成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。溶連菌感染症の報告が僅かにありました。
小児では、溶連菌感染症、感染性胃腸炎、喘息の報告は横ばいです。手足口病の報告は少し減っています。インフルエンザの報告はありません。
花粉症(結膜炎)は減少しています。流行性結膜炎(はやり目)は流行していません。
花粉症(鼻炎)は、かなり増加しています。秋の花粉によるものと思われます。特に流行っている皮膚疾患はありません。
気温の変化が激しく、体調を崩しやすい季節ですので体調管理に気をつけ、流行前にインフルエンザのワクチン接種もお考え下さい。
2017年10月第2週
成人ではインフルエンザの報告が僅かにありました。溶連菌感染症も多少報告されています。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。
小児では、インフルエンザの報告はありませんでしたが、手足口病・感染性胃腸炎・溶連菌感染症の報告は先週に比べ少し増加しました。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告もみられます。
花粉症(鼻炎)の報告は微増しました。花粉症(結膜炎)は、先週に比べ増加しています。
特に流行っている皮膚疾患はありません。
流行性結膜炎(はやり目)も流行っていません。
季節の変わり目には朝夕の気温の変化が激しい日も多く、体調を崩しやすくなります。薄手の上着を活用するなどして体温調節や健康管理を心がけましょう。また、予防接種は効果が出るまでに時間がかかります。流行前に早めの接種でインフルエンザを予防しましょう。
2017年10月第1週
先週に続き、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や溶連菌感染症が成人、小児ともに見られています。
小児ではRSウイルス感染症や咽頭結膜熱(プール熱)、手足口病も引き続き見られます。一部の地域ですがインフルエンザA型とB型が出ており、注意が必要です。また朝夕の温度差の影響により気管支喘息の発作を起こす人が増えています。秋は喘息発作を起こしやすい季節です。早めに治療をしてください。
皮膚の乾燥が少し強くなってきました。スキンケアを行ってください。花粉症(鼻炎、結膜炎)は少し見られます。
10月中旬を過ぎるとインフルエンザの予防接種が始まります。高齢者や幼少児、喘息や心臓病などの持病を持っている人は、重症化しないように予防接種を受けられることをお勧めします。
2017年9月第5週
成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。溶連菌感染症が多少報告されています。
小児では、手足口病・感染性胃腸炎・溶連菌感染症の報告は先週と同程度で、RSウイルス感染症の報告もまだありますので注意が必要です。
特に流行っている皮膚疾患はありませんが、手足口病は引き続き報告がされています。
花粉症(鼻炎)の報告は横ばいです。
また花粉症(結膜炎)の報告は減少傾向で、流行性結膜炎(はやり目)も流行していません。
引き続き昼夜の温度差が大きいため体温調節が難しく風邪を引きやすかったり、夏バテなどによる疲れで体調をくずしやすい時期ですので気をつけて下さい。
2017年9月第4週
成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。溶連菌感染症の報告が僅かにありました。
小児では、手足口病・感染性胃腸炎・溶連菌感染症の報告は先週と同程度で、咽頭結膜熱(プール熱)の報告もありました。RSウイルス感染症の報告もまだありますので注意が必要です。
特に流行っている皮膚疾患はありません。
花粉症(鼻炎)は先週に比べ少し減少、花粉症(結膜炎)は先週と同程度です。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
朝晩涼しく感じるようになり過ごしやすくなりました。しかし日中は気温の上昇する日もあり、昼間との気温の差が大きく、体調を崩しやすい時期でもあります。外出の際は体温調節のため上着などを持参し、気温の変化に気を付けましょう。