流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2017年12月第5週

成人では、喘息・感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。インフルエンザの報告が徐々に増加しており、ほとんどがA型です。
小児では、先週に比べインフルエンザA型がかなり増加しています。感染性胃腸炎・溶連菌感染症の報告は先週と同程度でした。
アレルギー性結膜炎は先週と同程度で、アデノウィルス結膜炎(はやり目)の報告がありました。アレルギー性結膜炎の報告は先週に比べ減少しました。
流行している皮膚疾患はありませんが、乾燥・しもやけなどの冬の皮膚疾患で受診される方が多くなりました。

2017年12月27日

2017年12月第4週

成人では、インフルエンザA型の報告が先週より増えました。喘息発作や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。
小児でも、先週に引き続きインフルエンザA型を中心に報告が増加しています。また、溶連菌感染症の報告も増加しています。感染性胃腸炎の報告は先週と同程度でした。
アレルギー性鼻炎の報告は、先週と変わらず横ばいです。アレルギー性結膜炎は、増加しています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は、流行っていません。
気温が低下してきたため、湯たんぽ、ストーブなどのやけどで受診される方がみられるようになってきました。カイロや湯たんぽによるやけどは低温熱傷とよばれ、あまり熱く感じなくても同じところに長時間熱が加わることで、気づかないうちに皮膚の深いところまで損傷し重症化します。就寝時に受傷される方が多いので、湯たんぽは布団が温まったら外に出し、直接肌に触れないようにするなどの注意が必要です。

2017年12月20日

2017年12月第3週

気温が急に寒くなり、風邪を引く人が増えてきました。インフルエンザはA型を中心に増加しており、小学校で学級閉鎖が見られました。他の学校ではB型もでており、今後の流行拡大に注意が必要です。感染予防としては予防接種や外出後のうがいや手洗い、睡眠や栄養を充分にとって体調を整えることが大切です。またもし罹った時は決まった日数は休み、マスクを着用するなども重要です。
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や溶連菌感染症、小児では流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)も引き続き見られます。
花粉症は多くありません。皮膚の乾燥が強くなり、かゆみを訴える人が増えています。保湿などのスキンケアを心がけましょう。

2017年12月13日

2017年12月第2週

成人では、喘息発作や、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。溶連菌感染症の報告が多少あり、またインフルエンザやマイコプラズマ感染症がわずかに報告されています。
小児では、溶連菌感染症・感染性胃腸炎の報告は先週と同程度でした。RSウイルス感染症・水痘(みずぼうそう)・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)・インフルエンザA型の報告がありました。
特に流行っている皮膚疾患はありません。
アレルギー性鼻炎の報告は、先週より減少しました。
アレルギー性結膜炎は、減少しています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は、流行っていません。
寒い日も増えてきており、全国的にはインフルエンザも流行期に入ってきています。外出から帰ったら、手洗い・うがいを励行し、部屋を加湿するなど体調管理に気を配りましょう。

2017年12月6日

2017年11月第5週

成人では、喘息発作や感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいです。溶連菌感染症の報告が多少あり、またインフルエンザはB型がわずかに報告されています。
小児では、溶連菌感染症の報告が増加し、感染性胃腸炎の報告は先週と同程度でした。水痘(みずぼうそう)・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)・インフルエンザA型の報告がありました。
特に流行っている皮膚疾患はありません。寒くなり乾燥で受診される方が多くみられます。しもやけも増えてきました。
アレルギー性鼻炎は横ばい、アレルギー性結膜炎は先週に比べ増加しています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
朝夕冷え込んできました。インフルエンザの報告も増え始めています。手洗いうがいなどを励行し、体調管理には十分気をつけましょう。

2017年11月29日

2017年11月第4週

成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は若干増加しています。マイコプラズマ感染症の報告が多少ありました。インフルエンザの報告はありませんでした。
小児では、感染性胃腸炎、RSウイルス感染症の報告が増加しました。溶連菌感染症・喘息発作の報告は先週と同程度で、手足口病の報告は減少し、インフルエンザB型の報告がありました。
アレルギー性結膜炎は先週に比べ増加しています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行していません。
アレルギー性鼻炎はかなり増加しています。秋の花粉(キク科)によるものと思われます。
特に流行している皮膚疾患はありません。

2017年11月22日

2017年11月第3週

成人では、インフルエンザの報告はありませんでした。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は若干減少しています。溶連菌感染症やマイコプラズマ感染症の報告が若干ありました。
小児では、多くはありませんが、RSウイルス感染症・インフルエンザB型の報告がありました。感染性胃腸炎・溶連菌感染症・喘息発作の報告は先週と同程度でした。手足口病の報告は若干減少しました。アレルギー性鼻炎の報告は先週より増加しています。
アレルギー性結膜炎は、先週に比べ減少しています。アデノウイルス結膜炎は、流行っていません。
特に流行っている皮膚疾患はありません。気温の低下とともに湿度も低下し、空気が乾燥してきました。乾燥は呼吸器系の感染症や喘息などを悪化させ、乾燥肌やアトピー性皮膚炎の原因にもなります。
これからの季節、加湿器などを活用して適度な湿度を保つよう心がけましょう。

2017年11月15日

2017年11月第2週

今週に入って、成人・小児とも感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が若干増加しています。また、インフルエンザの報告がわずかにありますが、まだ流行はしていません。
小児では手足口病やヘルパンギーナ、溶連菌感染症も先週と同程度にみられます。多くはありませんが、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)や水痘(みずぼうそう)も出ています。RSウイルス感染症はまだ若干報告がありますが、流行は終息してきているようです。ただ、例年ならこれからが流行期ですので油断は禁物です。
皮膚疾患では特に流行っているものはありません。
秋も徐々に深まり、少しずつ寒くなってくるにつれて、喘息やアレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患が少し増えてきたようです。
この季節は気温の変化が激しく、体調を崩す方が増えてきます。生活のリズムを整え、休息をしっかりとり、体調管理に気を付けましょう。

2017年11月8日

2017年11月第1週

成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。インフルエンザの報告がわずかにありました。
小児では、感染性胃腸炎、溶連菌感染症、喘息の報告は先週と同程度でした。手足口病の報告は少し減っています。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、咽頭結膜熱(プール熱)、インフルエンザの報告もありました。
特に流行っている皮膚疾患はありません。
花粉症(鼻炎)は先週と比べて横ばいです。花粉症(結膜炎)は先週に比べて減少しています。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
インフルエンザがわずかですが、各地で報告されるようになりました。今年からインフルエンザワクチンの予防接種は、13歳以上の方は医師が必要と認める場合を除き「1回注射」となります。ワクチン接種を希望される方は、かかりつけ医にお問い合せの上、12月中旬頃までに接種を済ませることをお勧めします。

2017年11月1日

2017年10月第4週

成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。溶連菌感染症とインフルエンザの報告が僅かにありました。

小児では、感染性胃腸炎・手足口病・喘息の報告は先週と同程度でした。溶連菌感染症の報告は少し減っています。

特に流行っている皮膚疾患はありません。
花粉症(鼻炎)は先週よりやや減少、花粉症(結膜炎)は先週に比べ増加しています。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。
また、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告がありました。
インフルエンザワクチンの予防接種が始まりました。
インフルエンザは例年12月~3月頃に流行し、例年1月~2月に流行のピークを迎えます。ワクチン接種による効果が出現するまでに2週間程度を要することから、毎年12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいと考えられますので、ご希望の方は早めに医療機関へお問い合わせください。

2017年10月25日