流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2017年3月第1週

インフルエンザは成人、小児ともに減少し、流行のピークは過ぎたようですが、まだ報告数が多く注意が必要です。

成人の感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は横ばいで、溶連菌感染症がわずかに報告されています。

小児で咽頭結膜熱(プール熱)・水痘(みずぼうそう)・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は少し減少しましたが、溶連菌感染症・感染性胃腸炎は横ばいです。

特にはやっている皮膚疾患はありません。

花粉症が鼻炎・結膜炎ともに先週と比べかなり増加しており、本格的なスギ花粉の飛散が始まってきているようです。
今年は去年に比べスギ花粉の飛散がかなり多くなると予想されています。外出時にはマスクなどを着用し、帰宅後は玄関前で衣服やかばん等の花粉を軽くはらい落し、その後手洗い、洗顔、うがいするなど花粉症対策を行ってください。

2017年3月8日

2017年2月第4週

インフルエンザの報告は成人では先週と同程度で減少に転じてはいません。

小児では、先週に比べ若干少なくなりましたが、10歳以上で約2倍の報告になっており、まだ多い状況です。松山市内の小学校・中学校では、インフルエンザA型の報告は全地区で少し減少傾向にはあり、インフルエンザB型の報告がごく少数ですが南地区でありました。

また、成人は異型肺炎がわずかに報告されています。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告は横ばいです。
小児では溶連菌感染症・感染性胃腸炎は横ばいで、咽頭結膜熱(プール熱)・水痘(みずぼうそう)・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は少し増加しました。

花粉症(結膜炎)は、増加傾向です。花粉症(鼻炎)も少し増加し高い値が続いています。
さらに、花粉で目の周りがかゆくなる人が徐々に増えてきています。流行性結膜炎(はやり目)は、流行っていません。

3月1日(水)~7日(火)は子供予防接種週間です。4月からの入園入学に備えて、かかりつけ医療機関などにご相談ください。

2017年3月1日

2017年2月第3週

インフルエンザA型が引き続き流行しています。ピークは過ぎたと思われますが、集団発生も見られます。またB型も散発的に出ています。例年の流行状況では、A型の後にB型が増加することが多いため、今後も注意が必要です。

その他、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や溶連菌感染症、小児ではアデノウイルス感染症などが見られます。

気温の上昇とともにスギ花粉の飛散数が増加しており、花粉症(鼻炎・結膜炎)の患者さんが増えています。昨年に比べ今年の花粉飛散数は多いと予想されています。例年花粉症でお悩みの方は早めに治療を開始してください。

特に流行している皮膚の感染症はありませんが、乾燥による皮膚トラブルが多いようです。こまめにスキンケアを行ってください。

2017年2月23日

2017年2月第2週

成人・小児共に先週と比べ、更にインフルエンザA型の報告が増加しています。少数ですが、インフルエンザB型の報告がありました。

成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告は横ばいです。
小児では、溶連菌感染症は増加し、喘息・感染性胃腸炎は横ばいで、咽頭結膜熱(プール熱)は減少しました。

皮膚疾患では、特に流行っている皮膚感染症はありません。

花粉症(鼻炎)はさらに増加し、花粉症(結膜炎)は先週と同程度です。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。

インフルエンザが更に増加しております。感染予防・感染拡大予防のためのマスク着用や外出後の手洗いを心掛け、発熱、咳、全身の倦怠感など症状のある方は、医療機関を受診しましょう。

2017年2月15日

2017年2月第1週

成人小児共に、先週と比べ、更にインフルエンザの報告が増加しています。特にインフルエンザA型の報告が全地区とも更に増加し、中でも中心部・東地区の増加が目立ちます。数例ですが、インフルエンザB型の報告がありました。

成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告は若干の増加、気管支喘息は横ばいです。
小児では、水痘(みずぼうそう)・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)がやや増加し、咽頭結膜熱(プール熱)・喘息・感染性胃腸炎は横ばいで、溶連菌感染症は減少しました。

皮膚疾患では、特にはやっている皮膚感染症はありません。

花粉症(鼻炎)は増加し、花粉症(結膜炎)は減少しています。流行性結膜炎(はやり目)は流行っていません。

インフルエンザが更に増加しております。人混みは避け、感染予防を心掛けましょう。
また、今年は例年に比べスギ花粉飛散量が多くなると言われております。例年症状のある方は、早めに専門医を受診しましょう。

2017年2月8日

2017年1月第5週

インフルエンザが流行し警報レベルに迫る勢いです。先週に比べ、成人で約2倍、小児で約3倍の報告が出ています。
小中学校で全地区ともかなり増加し、どの地区もほぼ同数のインフルエンザA型の報告がありますが、中でも北・東地区の増加が目立ちます。

成人で感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)がさらに減少しています。
小児の感染胃腸炎・咽頭結膜熱・喘息は横ばいですが、溶連菌感染症は少し増加しています。
特にはやっている皮膚疾患はありませんが、凍瘡の報告が多くなっています。

花粉症(鼻炎)は横ばいですが、花粉症(結膜炎)は、増加しています。

インフルエンザの感染予防と感染拡大防止のため、人込みを避け、外出時のマスク着用、咳エチケット、帰宅後のうがい、手洗いを心がけましょう。

2017年2月2日

2017年1月第4週

インフルエンザの報告がさらに増加し、小児では先週と比較して1.5倍に増加しました。松山市内は全地区でインフルエンザの報告があり、中心・南・西地区に多くみられます。

成人は、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告は若干減少していますが、異型肺炎の報告が多少あります。
小児は、溶連菌感染症・異型肺炎・咽頭結膜熱(プール熱)の報告は横ばいで、喘息・感染性胃腸炎の報告は半減しています。

花粉症(鼻炎、結膜炎)は減少していますが、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)がわずかに報告されています。流行性角結膜炎(はやり目)は流行っていません。

急に寒くなり、暖房器具を使う機会も多くなってきました。エアコンは空気が乾燥しやすくなるので加湿器などで適度な湿度を保つよう心がけましょう。
また、湯たんぽ等の熱傷で受診される方が増えています。暖房器具は使用方法を正しく守り、低温やけどにも注意しましょう。

2017年1月25日

2017年1月第3週

インフルエンザは成人、小児ともにしだいに増加してきました。まだ集団発生というほどではなく、散発している程度です。インフルエンザはA型ばかりで、今のところB型はみられていません。

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は、成人、小児ともに先週より少し減少してきました。小学生以上の年齢の方に異型肺炎がわずかにみられます。
小児では、溶連菌感染症、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)がわずかにみられます。

アレルギー疾患では、花粉症(鼻炎、結膜炎)がみられています。

2017年1月18日

2017年1月第2週

成人では、インフルエンザの報告は先週と同程度です。
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は若干、減少しています。異型肺炎の報告が少しありました。
小児では、異型肺炎の報告は減少し、感染性胃腸炎の報告が先週に引き続き多くなっています。インフルエンザは先週に比べ3倍以上の報告があります。松山市内の小児では、西地区で先週と同程度のインフルエンザ発生の情報があり、また中心部と南地区でも報告がみられました。

皮膚疾患では、水痘(みずぼうそう)の報告が散見されます。その他、特に流行している疾患はありません。

花粉症(鼻炎)の、報告がかなり多くなっています。花粉症(結膜炎)は、少し減少しています。
流行性結膜炎(はやり目)は、はやっていません。

正月明けで、生活のリズムを崩しやすい時期ですので、体調管理に十分お気を付けください。
また新学期が始まると、インフルエンザの感染拡大の可能性もありますので、手洗いやうがいの励行、適時マスクの着用を行いましょう。

2017年1月11日