流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2021年11月第3週

 内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。溶連菌感染症がわずかに見られます。小児科では、手足口病・ヘルパンギーナが先週同様流行っています。感染性胃腸炎や喘息発作も先週と同程度です。皮膚科では、流行している皮膚疾患はありません。眼科では、アレルギー性結膜炎は先週と同程度、アデノウイルス結膜炎(はやり目)は、流行っていません。耳鼻咽喉科では、アレルギー性鼻炎の報告は先週と比べてわずかに減少しました。
 新型コロナウイルスの流行は低く抑えられていますが、今後も換気や手洗いなどの基本的な感染予防対策は継続していきましょう。今週に入って一気に冬のような不安定な天気が続いており、喘息発作が出やすい気候となっています。喘息と診断されている方は特に注意しましょう。また、普通感冒なども徐々に増えてくると思われます。規則正しい生活で風邪に負けない体づくりを心がけましょう。

2021年11月17日

2021年11月第2週

 内科では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいで、わずかに溶連菌感染症、手足口病の報告がありました。小児科では喘息の発作は増加し、感染性胃腸炎はやや減少しています。皮膚科では流行している疾患はありません。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週に較べて減少しています。眼科ではアレルギー性結膜炎は先週と同程度でアデノウイルス結膜炎(はやり目)はありません。
 新型コロナウイルス感染症の感染状況は、現在少し落ち着いてきていますが、諸外国の様子を見ると終息にはまだまだ時間がかかりそうです。これから人出の多くなるクリスマス・年末年始を迎えますが、引き続き三密の回避、手指の消毒、マスクの着用などを忘れないでください。これらを継続することは風邪、インフルエンザの予防にもつながります。また、なるべくインフルエンザの予防接種を受けられることをお勧めします。日々の体調管理に十分気をつけてお過ごしください。

2021年11月10日

2021年11月第1週

 内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は若干減少していますが、気管支喘息の報告は横ばいです。わずかに溶連菌感染症の報告がありました。小児科では感染性胃腸炎と喘息発作は横ばいですが、手足口病が増加しています。皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。眼科ではアレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。耳鼻咽喉科では先週と比べてアレルギー性鼻炎の報告は増えています。
 日中は温かくなりますが朝晩は冷え込み、寒暖差が大きく体調を崩しやすい季節になりました。風邪、季節性インフルエンザや新型コロナウイルス感染対策として、換気、マスク着用、うがい手洗いを心掛け、引き続き感染症対策に努めましょう。

2021年11月3日

2021年10月第5週

 内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。小児科では感染性胃腸炎と手足口病が流行っています。喘息発作も見られます。皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週に比べ横ばいです。眼科ではアレルギー性結膜炎は同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 愛媛県も朝晩は冷えるようになりました。これから本格的な寒い季節になりますので、インフルエンザ感染症の予防のためにワクチン接種可能な方は接種を心がけましょう。またこれまでどおり、うがい、手洗い、三密を避けるといった基本的な感染症の対策を引き続き行い、新型コロナウイルス感染症の対策も行いましょう。

2021年10月27日

2021年10月第4週

 成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。小児でも感染性胃腸炎と気管支喘息の報告は横ばいですが、手足口病はやや増加しています。特に流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週に比べ増加傾向です。眼科ではアレルギー性結膜炎は増えています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。季節性インフルエンザのワクチン接種が始まりました。我が国では、新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは同時に接種できません。新型コロナワクチンと季節性インフルエンザワクチンはどちらかを接種した2週間後に接種可能となります。新型コロナワクチンの接種間隔は、ファイザー社製が3週間、モデルナ社製が4週間とワクチンの種類によって異なります。接種時期が重複しないよう十分注意し、余裕を持った接種計画を立てましょう。

2021年10月20日

2021年10月第3週

 成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が引き続き見られます。小児でも同様に感染性胃腸炎が続いており、手足口病や溶連菌感染症も少数見られます。ただ全体的に感染症は少なく、目立った流行はありません。例年この季節は気管支喘息の発作が出やすい時期です。喘息の持病がある人は注意してください。アレルギー性鼻炎や結膜炎は減少しています。また皮膚が乾燥し易い時期になってきましたので保湿などスキンケアを行いましょう。
 インフルエンザの予防接種が始まります。新型コロナウイルス感染症に対する日常の感染予防対策は、インフルエンザなどの他の呼吸器感染症にも有効です。制限の多い生活でストレスが多いと思いますが、ストレスを貯めないように上手に発散しながら、感染予防対策を続けましょう。

2021年10月13日

2021年10月第2週

 内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は若干増加していますが、気管支喘息の報告は横ばいです。小児科では、感染性胃腸炎、手足口病が流行っています。RSウイルス感染症は減少、喘息発作は横ばいです。皮膚科では、流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科では、先週と比べてアレルギー性鼻炎の報告は横ばいです。眼科では、アレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 新型コロナウイルス感染症は感染者数の減少、医療提供体制改善で、全国的の緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除となりました。ただ、これまで解除後に感染者数増加の波が来ることが繰り返されていますので、新型コロナウイルスワクチン接種済みの方を含め、マスク着用や手洗い・手指消毒などの基本的予防策継続をお願いします。

2021年10月6日

2021年9月第5週

 内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は若干減少していますが、気管支喘息の報告は横ばいです。溶連菌感染症の報告がわずかにありました。小児科では感染性胃腸炎、RSウイルス感染症、手足口病が流行っています。喘息発作はやや減少しています。皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。眼科ではアレルギー性結膜炎は増えています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週と比べて減少傾向です。
 季節性インフルエンザワクチン接種が始まります。ワクチンの効果が期待できるのは接種から2週間程度経ってからになります。新型コロナウイルスワクチン接種後の接種間隔等との兼ね合いもありますので、例年以上に早めに予定を立て、かかりつけ医に相談しましょう。

2021年9月29日

2021年9月第3週

 内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は若干増加していますが、気管支喘息の報告は横ばいです。その他の報告はありません。小児科では、感染性胃腸炎とRSウイルス感染症が流行っています。喘息発作も見られます。RSウイルス感染症は通常の好発年齢よりも高年齢の児童にも流行っているようです。皮膚科では、流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科では、アレルギー性鼻炎の報告は先週と比べて同程度です。眼科では、アレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)の報告がありました。
 現在も日本国内の新型コロナウイルス感染症について緊急事態宣言に該当する地域があります。愛媛県内でも引き続き感染対策として三密を回避して、マスクの着用、手洗いなどの手指衛生など基本的な感染対策を徹底するように気をつけましょう。

2021年9月15日

2021年9月第2週

 成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。溶連菌感染症の報告がわずかにありました。小児ではRSウイルス感染症は先週よりさらに減少、感染性胃腸炎と喘息発作もやや減少しています。耳鼻咽喉科では先週に比べアレルギー性鼻炎の報告は増加傾向です。眼科ではアレルギー性結膜炎の報告は横ばいです。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。流行っている皮膚疾患はありません。
 愛媛県は全域で9月12日までまん延防止等重点措置等を実施すべき地域に指定されています。引き続き不要不急の外出は控えましょう。松山市では児童施設や学校でのクラスターが報告され、特に若い世代の感染が目立ってきています。感染経路では家庭内感染が増えてきています。検温など日々の健康管理のほか、我が家といえども気を緩めることなく、うがい手洗い消毒などの基本となる感染対策は続けましょう。

2021年9月8日