流行中の病気情報一覧週間疾患情報

2022年2月第1週

 内科・小児科とも新型コロナウイルス感染症が増えています。その他内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。小児科では、感染性胃腸炎は増加していますが、喘息発作はやや減少しています。ほかに流行している疾患はありません。皮膚科では、流行している皮膚疾患はありません。眼科では、アレルギー性結膜炎は先週と同程度、アデノウイルス結膜炎(はやり目)の報告もありました。耳鼻咽喉科では、アレルギー性鼻炎の報告は先週と同程度です。
 オミクロン株と見られる新型コロナウイルス感染症が爆発的に増加しています。それに伴い自宅療養者や濃厚接触者として自宅待機している方も増えています。感染を広げないために、家庭内でもできるだけ黙食・あるいは食事時間をずらす、マスク着用、手洗い、換気等を心がけましょう。体調不良時には無理をせず自宅で休養するようにしましょう。

2022年2月3日

2022年1月第5週

 内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や喘息発作は横ばいです。その他の報告はありません。小児科では感染性胃腸炎はやや増加、喘息発作は減少しています。皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。眼科ではアレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週と比べ減少しています。
 全国的に新型コロナウイルス感染症新規感染者が増加し、オミクロン株による感染が拡大しています。一人ひとりの行動が今後の日常生活を守る事に繋がります。引き続きマスク着用、手洗い、3密(密接・密集・密閉)回避、換気など基本的な感染対策を徹底し、体調不良時は外出や移動を控えるなど感染拡大防止に努めましょう。

2022年1月26日

2022年1月第4週

 内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)と喘息発作が若干増加しています。その他の報告はありません。小児科では、感染性胃腸炎が増加しています。喘息発作は横ばい、手足口病はほとんど見られなくなりました。皮膚科では、流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科では、アレルギー性鼻炎は先週に比べて増加しています。眼科では、アレルギー性結膜炎は先週と同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 愛媛県内において新型コロナウイルス感染症の一日あたりの罹患者数の急激な増加を認め、特別警戒期間となりました。過去最大の危機的状況に直面しています。特に県外や、県内でも混雑した場所などへの不要不急の移動は控え、県民のみなさまお一人お一人が強い警戒感を持ち行動をとるようご協力お願いします。

2022年1月19日

2022年1月第3週

 成人では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が若干増加していますが、喘息発作は横ばいです。その他の報告はありません。小児では、感染性胃腸炎と喘息発作は横ばいです。咽頭結膜熱(プール熱)や手足口病も報告されています。皮膚科では、流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科では、アレルギー性鼻炎は先週に比べて増加しています。眼科では、アレルギー性結膜炎は先週と同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 愛媛県でもコロナウイルス感染第六波が始まりました。もう一度、気を引き締め直してマスク着用や手指消毒、密の回避、換気など基本的な感染対策を徹底しましょう。また、アルコールによる手指消毒では感染性胃腸炎のウイルスは死にません。流水・石鹸による手洗いも忘れず励行しましょう。

2022年1月12日

2021年12月第5週

 成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は減少していますが、喘息発作は横ばいです。小児では手足口病はかなり減少していますが、感染性胃腸炎はやや増加、喘息発作は横ばいです。特に流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週と比べて同程度です。眼科ではアレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 昨年と比べると感染対策の規制も幾分か緩やかとなり、年末年始は帰省などで人流の増加が予想されます。忘新年会などで友人、家族と久しぶりの再会を楽しみにされている方も多いと思いますが、会合などは各自治体の基準に従って、大人数、長時間、大声を避け、認証店を活用しましょう。また咳エチケットとして咳・くしゃみをする際にマスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使い口や鼻をおさえるなど、新型コロナウイルス、インフルエンザに対する感染予防に努め、良い年末年始を迎えましょう。

2021年12月28日

2021年12月第4週

 成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が引き続き見られます。小児でも感染性胃腸炎や手足口病が見られますが、手足口病は少し減少してきました。その他溶連菌感染症やアデノウイルス感染症、RSウイルス感染症が少し見られます。皮膚の乾燥によってかゆみが強くなり、ひっかき傷や皮膚炎を起こす人が老人や小児で増えています。まずはしっかり保湿を行い、それでも改善しない場合は皮膚科を受診して下さい。アレルギー性鼻炎や結膜炎は少し見られます。
 冬になり気温の低下や空気の乾燥が強くなってきました。そのような環境ではインフルエンザや新型コロナウイルスなどの呼吸器系ウイルスが増殖しやすくなります。年末年始で人の移動が多くなりますが、ワクチン接種やマスク、手洗い、換気など日常の感染予防策を続けましょう。

2021年12月22日

2021年12月第3週

 内科では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息は若干増加しています。わずかに溶連菌感染症の報告がありました。小児科では手足口病、感染性胃腸炎と喘息発作は横ばいです。皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。眼科ではアレルギー性結膜炎は増えています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。耳鼻咽喉科ではアレルギー性鼻炎の報告は先週と比べて同程度です。
 愛媛県では新型コロナウイルスの感染確認ゼロの日が続くようになり、感染流行第5波はほぼ収束したと考えられます。一方で、世界では新たなウイルスの変異株「オミクロン株」が拡がっており、今後第6波の到来が懸念されます。新型コロナワクチンの3回目接種も始まりました。ウイルス感染予防のために、ワクチン接種も大事ですが、うがい手洗い、マスク着用、3密を避けるなど、基本的な感染対策を継続することを忘れないで下さい。

2021年12月15日

2021年12月第2週

 内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。わずかに溶連菌感染症の報告がありました。小児科では手足口病は減少してきました。感染性胃腸炎、喘息発作は横ばいです。皮膚科では流行っている皮膚疾患はありません。眼科ではアレルギー性結膜炎は減っています。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。耳鼻咽喉科では先週と比べてアレルギー性鼻炎は同程度です。
 12月に入り寒さも本格的となり、エアコンなどの暖房器具の使用機会も増え、乾燥が気になる季節となりました。室内の湿度にも注意しながら、新型コロナウイルスやインフルエンザ対策としてこまめな換気を心掛けましょう。年末年始も感染予防の為、手洗いうがい、マスク着用、三密回避に努めましょう。

2021年12月8日

2021年12月第1週

 内科では、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が若干増加していますが、気管支喘息は横ばいです。わずかに溶連菌感染症の報告がありました。小児科では、手足口病が減少し感染性胃腸炎は増加、喘息発作は横ばいです。皮膚科では、流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科では、先週に比べてアレルギー性鼻炎は同程度です。眼科では、アレルギー性結膜炎は先週と同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 日中も寒さが強くなってきました。季節性インフルエンザ対策として、ワクチン接種が可能な方は、かかりつけ医に相談し早めの接種を心がけましょう。また、新型コロナ感染症対策として感染回避行動を継続し、体調不良時は無理をせず病院を受診して下さい。引き続き県外との往来は十分注意を行いましょう。

2021年12月1日

2021年11月第4週

 成人では感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)や気管支喘息の報告は横ばいです。わずかに手足口病の報告がありました。小児では手足口病が増加しています。感染性胃腸炎と喘息発作は減少しています。特に流行っている皮膚疾患はありません。耳鼻咽喉科では先週に比べアレルギー性鼻炎の報告はやや減っています。眼科ではアレルギー性結膜炎は先週と同程度です。アデノウイルス結膜炎(はやり目)は流行っていません。
 全国的に新型コロナウイルスの新規感染者の報告は少なくなっていますが、引き続き気を緩めることなく第6波に対する警戒、感染予防が必要です。季節性インフルエンザは例年12月~4月頃に流行し、1月末~3月上旬に流行のピークを迎えます。予防接種は効果が出るまでに時間がかかるため12月中旬までに接種を終えることが望ましいとされています。小児、高齢者、持病がある方は積極的に接種をすることをお勧めします。早めにかかりつけ医にご相談ください。

2021年11月24日